スポンサーリンク







野の花は美しい日本の四季を伝えてくれています

通勤やお散歩などで、あなたも目にしているかもしれません。自分の足で歩かなければ見つけられない「野草」があります。

名もなき花…いや、私が知らないだけでちゃんと名前があるんですよね。

いじらしくも生命力あふれる野草たちに引き寄せられるときがあります。そして、そこに”季節”を感じるものです。

忙しい日々を送っていると、慎ましい彼らの姿に気づかず季節はどんどん過ぎていってしまいますから、こんなに豊かな四季のある日本で暮らしているのに、ちょっともったいないと思うのです。

「わびさび」和の心の極意

「わび茶」の完成者として知られる千利休は、庭先に咲いた野の花を摘んで、そこにある器にさりげなく生け、客人をもてなしたのだそうです。

無理をして豪華な花々を買って飾るのではなく、その時節のものを、”ありのまま”の姿で楽しむのが、千利休の仰る「わびさび」和の心、おもてなしの極意なのでしょう。

自然界とともに生きている

外に出て、ちょっと見渡せば、季節を告げる野花はあちこちに自生しています。こんなところから…なんて、その生命力にびっくりすることもあります。

通りすがりに愛でるのも、心が癒されもちろんいいのですが、時には季節の香りを持ち帰ってみてはいかがでしょうか。(もちろん公共の場所や、人様の土地にあるものを勝手に持ってきてはいけませんよ。それくらいはわかりますよね)

生けるものは、一輪ざしや花瓶でなくても、グラス、おちょこ、ぐいのみ、水差しなど何でもOKです。カッコいい空き瓶やお酒の瓶なども素敵です。無造作の美をあなたの感性で生けてみましょう。

そのお花が一番喜ぶ表情を引き出しましょう。

玄関、食卓、オフィスのデスクなど、あなたが目にして心が豊かになる空間をつくってみるのもまた楽しいですよ。季節の風を呼び込み自然界を身近に感じる生活を、意識してみてはいかがでしょうか。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)