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運命の逆転法は発想の転換~天職(喜び)をみつける~

宿命は変えることはできなくても、自分の運命は変えられます。ではどうやって好転させていくのか?一緒に考えてみてください。

この世はたましいのトレーニングジムのようなもの。たましいの成長のためには「訓練」が必要です。とはいえ、訓練だけでは飽きてしまいます。ジムで鍛えた後は、ジャグジーでのんびりリラックス。よく冷えたドリンクを一杯。至福の時間。そんな楽しみがあるからこそ、またトレーニングをしょうという気になれるのです。

同じように、私たちは、適職だけだと苦しくなってきます。適職とは、「好き、嫌い」のくくりではなく、自分の能力的に可能な仕事です。”やりがい”とかではなく、生活していくためにお金を得る、今の自分にできる仕事のことです。「心」から幸せに喜びを感じるような仕事にはならないでしょう。適職だけを必死に頑張っても苦しくなるのです。たましいのバランスをとるためにも、”天職”も絶対に必要なのです。

「適職は得ていても、天職を探せない」という人も多いようです。天職のみつけ方はじつはとても簡単。好きなこと、たましいが喜ぶこと、心が幸せになることを意識して考えてみてください。子どもの時に時間を忘れて熱中したことなどにも、ヒントは隠れているものです。職につながらなくても、自分へのご褒美の時間だって、適職をうまく回せる大事なバランス。時には自分のために時間を使うこと、癒すことにも心を向けてみてくださいね。人を幸せにするためにも、まずはあなたの心が「幸せ」を感じることが大事なのです。

たましいの本当の喜びを感じて

天職とはあなたが好きなことです。休日に温泉に行ったり、スポーツをしたりするのが好きなら、それでもかまいません。とことん楽しみましょう。ただし、そういうレジャーには、ヒーリング効果や快楽はありますが、終わればそれきり。なかなか「たましいの本当の喜び」にはなりません。

今はなかなかできませんが、何度も海外旅行へ行ったり、国内旅行に出かけたとしても、現実に戻り「なんだか虚しい」、そんな気分になってしまった人もいるでしょう。レジャーは結局、「自分のため」だけの行為だからです。

もしもあなたが、「なんだか虚しいな」と感じるようになってきたなら、その時こそ実はチャンスなのです。

大好きなことを「人のため」にしてみよう

自分へのご褒美だけでは、人の心はどこか虚しくなるのです。そんな時こそ気づきのチャンス。大好きなことを「人のため」にしてみてはどうでしょう。

自分だけの楽しみから始まって、人の役に立つもの(大我)が見えてきたとき、それが「天職」になる可能性が高いのです。

こんな話があります。体には決してよいとは言えない清涼飲料水を販売する仕事で、それを売らなければならないことに葛藤し、やりがいを感じることができなかった人がいたそうです。理不尽な世の中では、胸を張って勧めることができる商品は、少ないのかもしれません。同じように悶々としながらも、売らなければならないことに、真面目に悩んでいらっしゃる方も多いことでしょう。会社に勤めているなら、こうした不本意なことはよくあります。それもまた学び。性急に辞めることも勧められません。

それよりも、まず必要なのは「天職」をみつけることです。学生の頃から野球が上手だった彼は、子どもに野球を教えてみては?とのアドバイスから、休日に地域の子どもたちに野球を教えるボランティアを始めたそうです。すると表情もいきいきしてきて、「今では生きがいです」というようになった頃には、転職願望も消えていたそうです。誰かの役に立っているという喜びが、彼の心を安定させ、活気づかせたので本業も苦にならなくなったのでしょう。

幸せになりたかったら人を幸せにすればいい

どんな人の心の中にも、真・善・美を求める心があります。それを「神我」といいます。だからこそ、人は美しい景色をみて感動したり、真実を描いた小説や映画に涙したり、善なる行為を賞賛したりするのでしょう。

「仕事で人の役に立ちたい」という思いもまた、意識するしないにかかわらず、誰もが抱いている思いです。きれいごとに思えるかもしれませんが、他人のために尽くす、人に喜んでもらうことが、じつはたましいの大きな喜びとなることを知っているのです。

自分を喜ばせるためには、人を喜ばせればいい。

自分が幸せになりたければ、人を幸せにすればいいのです。

見返りを求めない無償の愛が、自らを幸せにするのです。

「私にはできることが何もない」という人は、ひとりもいません。みんな必ず何かをもっています。お金にならなくていいのです。自分自身が本当に好きなこと、やっていると時を忘れて幸せになれることを、思い切ってやってみましょう。勇気をだして踏み出した先に、意外な天職がきっとみつかることでしょう。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)