物事にはすべて時期がある
小さなトラブルやミスが続いて、仕事がうまくはかどらないことがあります。そんなとき「ただの偶然」と見過ごしていませんか?この世に偶然はありません。これは霊的真理、近代スピリチュアリズムの考え方です。出来事には大きなことから小さなことまで、すべてに意味があります。あなたへのメッセージなのです。
そのトラブルが、あなたに何を伝えようとしているのか…、一度立ち止まって真剣に考えてみてください。たとえば、「今、その仕事を進めては大失敗するよ、危険だよ」「思わぬ落とし穴があるから、もう一度チェックして」など、そんなメッセージが隠れていたりします。
トラブルやミスで、立ち止まらされることによって、考える時間を与えてもらっています。
それに気づかず、いえ、どこかで感じながらも突き進んでしまうと、やっぱりうまくいかず、痛い目にあうことが多いのです。きっとあなたにも経験があると思います。その感覚を無視しないで、立ち止まる冷静さと勇気を持ってください。
いいことはトントン拍子
一般的に進めていいことなら、トントン拍子にことは進みます。必要な出会いや、あっという間に進んでいきます。ですが、トラブルというのは、強引に進めてはいけない時に発生するものなのです。
トラブルが続いたあげく、計画が中止になったとしても、それをむやみに嘆く必要はありません。「今はまだその時期ではなかった」というだけのこと。待つこと、もっと力をつけることで事態が好転することはよくあるのです。
物事にはタイミングがある
たとえば、あと一歩で決まりかけていた企画が、先方の都合で流れたとします。企画書を練り上げた時間も労力も水の泡と、落胆し投げやりになる気持ちもわかりますが、けっして無駄にはなりません。
努力して企画書を練り上げたという事実は残ります。それは見えない実力として、あなたの中にしっかりと蓄えられたのです。その努力が本物なら、次のチャンスは必ず来ます。流された企画よりももっとすばらしいプロジェクトに参加できたりするのです。「待たされてよかった」と後になって思うことでしょう。
自分にできる最大限の努力を
私たちはみんな自分のガーディアン・スピリットに見守られています。そのまなざしは太陽のようなもの。たとえ嵐の日でも、厚い雲の上には必ず太陽があるように、私たちを見捨てることはありません。不安に思うこともないのです。誰よりあなたのことを理解し、そばにいるもう一人の本当の自分ですから…。
ただし、ネガティブな思い、不安や悲しみ、焦り、嫉妬などで心が曇ると、太陽の光は届きにくくなります。ピュアな心で周囲の出来事をよく見つめ、そこに隠された大切なメッセージを聴きとろうとしてください。そして、自分にできる最大限の努力を続けてください。そうすれば、自然と人も仕事も幸運もあなたのもとに集まってくるのです。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)