「発想の転換」頭は柔らかく
日々、頭・心を柔らかく過ごしていらっしゃいますか?
柔軟性は生きていく上でとっても大事な要素になります。環境の変化にも状況判断も、物事の考え方次第で道はいくらでもできるものだから。
ここで一番大事なことは「素直さ」と何事にも「楽しむ」という心です。
たとえば、人からちょっと自分にとって厳しいことを言われたとしましょう。その時はショックで凹む。「そうじゃない!私だってわかってる」そして「でも…、だって」が湧いてくる。人間は本能的に自分を護ろうとするから、攻撃と受け止め防御するのかもしれませんね。
そこで終わらないでください。
本題はこれからです。なぜ?そこまで凹んだのか?防御する心をもっと深く観察してみるのです。そこに必ずあなたにとって大事な課題が隠れているはずです。
いろんな角度から分析してみましょう
分析作業には「ノート」に書き出してみるとよくわかります。文字になると、自分の中にこんな自分があるのだな…と気づくでしょう。ポイントは「客観的視点」です。
客観的視点、つまり第三者目線で自分を見る。
ノートに感情的にどんどん書き出してみましょう。その時は感情を整理しながら、徐々に心を落ち着けていきましょう。そして、お茶でも飲みながら、自分の書いたものを読み返してみるのです。読みながらまた思い出し、むかむかしてきたとしても、今度は感情ではなく「理性的」に分析してください。そこで第三者目線が重要なのです。
自分を俯瞰してみる
自分を俯瞰する…ちょっと難しい言葉ですが、高い木の上から見下ろすとか、ちょっと距離をおいて見るイメージです。
感情的になっている時は、その渦の中にいて周りも自分のことでさえ見えていません。ですから、そんな時ほど冷静になって、少し離れて全体を見る必要があるのです。
なぜ、その人は私にそんな言葉を言ったのか?掘り下げていくと、自分の間違いに気づくのです。相手の本当の思いに気づかなかったり、自分が傲慢になっていたり、そこで立ち止まり振り返る機会をいただいたのです。つまづき転倒すること、痛みを知ることは人として成長する中でとっても大事なことなのです。傷ついたことにばかり執着せず、俯瞰してみる視点を大事にしましょう。
厳しい意見は「愛」があるから
「愛」の反対は「無関心」です。興味がないから腹も立たない。助言もしない。
あなたに厳しい意見を言うのは、あなたに気づいて欲しいから。そこに「愛」があるのです。その人の意図しないことでも、守護霊によって言わされている場合も多いのです。
その人の口を借り、あなたにメッセージを送っている。そこまであなたの心に深く傷つけた言葉には、大事な「裏メッセージ」があると私は感じます。泣くだけ泣いたら、ちょっと冷静になってみよう。必ず自分のこういうところが悪かったんだな…と思うときがくるでしょう。
そこに気づいたのなら、素直になること。
意地になったり、向きになるのは不幸になるだけ。「ごめんなさい」「ありがとう」を言えたなら、あなたのたましいはワンランクアップですね。そんな風に一歩一歩前に進みましょう。時には転んだり立ち止まったりするから、等身大の自分を見失わずに済むのだから。
幸せになるためにも、厳しいことを言ってくれる、人や出来事に感謝しましょう。そして大切な自分を愛しましょう。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)