幸運の扉を開くための一日の過ごし方。前回は朝の過ごし方、そして睡眠が大事であることをお話ししましたね。今回は昼間、お仕事中での意識の持ち方についてお話してまいりましょう。
午前中の過ごし方
午前中は、体がまだしっかりとは動きません。仕事をしていても、集中力に欠けたりミスがでがちです。そんな時こそ「呼吸」に気をつけましょう。酸素を多く取り入れるように意識しながら呼吸を整えていきましょう。
呼吸法を意識する
まず、鼻から吸って、きれいな空気が体の隅々にまで行きわたる感じをイメージ。そして口から息をゆっくりと吐いて、汚いエネルギーが体から出ていくイメージを持ちながら吐き切ります。これを静かに繰り返します。すると、まだ目覚めていない体が活性化してきます。仕事前にラジオ体操をしていた昭和の時代、体が目覚めるにはよいことですね。体に綺麗な酸素がめぐり、ミスも減り、仕事の効率も上がり、ツキがめぐってくるでしょう。
お昼の過ごし方
お昼はリラックスタイム。大切な話、うち解けた話はこの時間帯がおすすめ。大事な話は昼の時間を使ってみてください。人に話しかけたい時、基本的には忙しい時間帯は避けるものですが、特に昼を選んでみてください。
昼は一日の半分が終わってどんな人でもホッとする時間です。体の機能もインスピレーションも活性化して、ほど良いテンションになっています。ですから、いろいろな人とコミュニケーションをはかったり、自分のことを話たり、仕事の話でも、プライベートな話でもかまいません。相手の理解力も高まる時間。誤解されることも少なく、あなたの思いが伝わりやすいでしょう。
昼食はしっかりとる
昼食はきちんととりましょう。ただし大量に食べるのはよくありません。せっかく冴えてくるインスピレーションをが鈍ってしまいます。忙しい時ほど昼食の量に気をつけましょう。体によいものを適量とることを心がけてみましょう。
余計なトラブルを避けるには
午後の時間は、疲れが出てくる時間帯。午後になって気になったこと、気が付いたことがあっても、すぐに行動を起こすのではなく、翌日のお昼まで待ってみましょう。もちろん、急を要するときは別です。その判断を間違えないようにしましょう。すぐじゃなくてもいい問題なら、むしろ時間をかけるほうが、心の在り方が変わってきます。午後に生じた問題にすぐに手をつけると、トラブルになりやすいからです。
ただでさえ集中力を欠きやすい時間帯、気を引き締めないと思わぬトラブルが生じます。実務的というより、ちょっとしたコミュニケーションの行き違いで、人間関係におけるトラブルが生じやすいのです。
会社の部下、後輩のミスが気になったとしても、それをすぐに注意するのはやめた方がいいようです。神経が疲れている午後、仕事も終わりの時間が近くなり、集中力もなくなります。注意や小言を言われても、相手も憂鬱になるなど、スムーズにこちらの思いが伝わりません。その場ではすぐに言わず、昼食の時間帯を利用するなど、心がけるだけで、同じことを言うのにも、自分自身も柔らかく話すことができ、相手も好意的に受け止めてくれることでしょう。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)