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「気を遣う」

人とのおつき合いの中で、気を遣いすぎて疲れてしまう人も少なくないと思います。なぜ?疲れてしまうのでしょう。それは、エネルギーが空回りしているから。

気を遣っても、相手の心に届かないばかりか、相手に「気を遣わせているな」とかえって負担に思わせてしまっていることも多かったりします。心からのおもてなしではないものは、案外伝わってしまうものだから。

エネルギーの空回り

空回りする理由は、気を遣う人が自分自身を第一に愛しているからです。気を遣う相手に、自分をよりよい印象を与えたいという、自分中心の小我の思いがあるから。心から相手に喜んでいただきたいと思えたなら、気を遣って疲れることはなくなります。

今の自分より、背伸びして、少しでもよく見せたい思いが余計に疲れさせるのです。

「気が利く」という言葉もありますが、相手が今必要と思うことを、そっとカバーすることで感謝が生まれます。気は「遣う」より「利かす」ことが大事なポイントです。

気の利いたお付き合いのポイント

最近は、おつき合いといっても、顔を合わせるよりもSNS、メールのやりとりが多いのではないでしょうか。いつでもどこでも簡単にできて、便利な時代になりました。でも、反面、とても冷たいものにもなってしまいます。Eメールの文字には本来言霊は宿りません。本当の思いが伝わらず、言葉だけが独り歩きします。受け取り側で意味がまったく変わってしまうことで、トラブルになることも多いのではないでしょうか。想像力が今は乏しく視野が狭くなったようにも感じます。

プレゼントを選ぶ時も心を込めて

事務的な連絡にはとても有効ですが、大事な思いを伝えたい時は、「手紙」をおすすめします。手紙には、あなたの思いが込められます。大切な方に伝えたい想いが、書いている時にすでに届くのです。プレゼントなども同じです。渡す時はもちろんですが、その方のために選んでいる時から、あなたの想念が届くのです。選ぶ時間からプレゼンは始まっています。真剣に選びましょう。

相手を本当に大切に思っていたら、疲れることはありません。緊張するのも同じ。もちろん初めてのことには緊張するでしょう。けれど、本当に相手を喜ばせたい思いが溢れたら、自分が緊張している暇はないのです。相手の笑顔にまたエネルギーをいただいて幸せがめぐります。

気は遣うものではなく利かすもの。相手の心のツボを突く心からのおもてなしを心がけたいものですね。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)