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命の営みを感じて

家庭菜園で季節の野菜を栽培したり、キッチンの窓辺で鉢植えのハーブを育てたりするのは、とてもいいことだと思います。自分で育てた野菜たちはそれだけ思いがこもり、味も美味しく、食べる時にも感謝が生まれます。

土や植物に触れて癒されるのは、大地のエナジーを感じるからなのではないでしょうか。自然からエナジーをもらい、癒されていくのです。母なる大地、命が生まれるエナジーは、同じ生きものとしての私たちにも響くのです。

自然から離れないで

私の住む地域は、まだ自然豊かな土地で、季節ごとの風景に心癒されております。ですが、人々がにぎわう街は、コンクリートに囲まれ、自然がありません。そんな中で長く暮らしていると、人間は疲れてしまいます。ですから、ほんの少しでいい、お部屋に植物を置きましょう。庭やベランダ、キッチンガーデン、観葉植物など。たとえば小さなサボテンでいいのです。自分で育てて、生のエナジーを感じてください。

もしも早く枯れた時は…

切り花を飾るのも、気持ちが華やかになりいいですね。でもお花が早く枯れてしまったり、手入れをしていた観葉植物が弱ってしまったりということもあるでしょう。私もよく枯れさせてしまいうまく育てられませんでした。

もちろん、手入れの方法がよくなかったのかもしれませんが、霊的な視点では、植物が私たちにエナジーを与えてくれたと言えるのです。あまりにも早く枯れてしまった場合は、自分や家族のネガティブなエナジーを吸収してくれたのかもしれません。

でも、それを、

「自分たちのエナジーが下がっているなんて、この家はよくない状態なんだ。それじゃ植物がかわいそう!」と思うのか、「エナジーを補ってくれた植物たちに感謝しなくちゃね」と思うかでは、とらえ方、その後の在り方はまったく変わってしまいます。

植物のエナジーを自分たちがもらってしまって、植物がかわいそう…と思う人がいたなら、少し考えてみてほしいのです。もちろん奪っていい命、エナジーなどありません。ですが、自然の摂理として、肉体を養うために物を食べるのは誰にとっても必要なことです。かわいそうだからといって、食べないでいることはできないでしょう。

エナジーをいただくという意味では、食べることも、植物を飾ることも同じです。もらって当たり前はありませんが、だからこそ「いただきます」といって食事をし、命を「いただく」ことに感謝がうまれるのです。植物を育てる時も、「ありがとう」の思いが自然と生まれてくるのではないでしょうか。

彩り豊かな人生を生きるために

現代に生きる私たちは、自然から離れ、自然の摂理、命のめぐりというものを見失いがちです。肉体を癒し、たましいを癒し、感性を高めてください。そうしていくうちに、あなたの命の営みを感じ、いまよりもっとその大切さに気づけるでしょう。

生活を充実させ、どんな時も楽しむ喜びを実感しましょう。人生はもっと彩り豊かで素晴らしいものだと感じてください。自然界はいつもお手本。すべてに感謝し、もっとあなたを輝かせましょう。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)