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自ら蒔いた種は自らが刈り取る

毎日の生活の中で、人の悪口を言ったり悪想念を抱いてはいないでしょうか?

「あいつが憎い!」
「あいつなんかいなくなればいい!」
「仕返ししてやる!」

そんな放たれた念はどこに行くのでしょうか?消えないのです。ずっとこの世に残るのです。そして、あなたのその「思い」「言葉」「行動」は、やがて巡りめぐってあなたに返るのです。

逆に、先に誰かのために無償の愛で、善き種を蒔いたなら、更に善き事となりあなたに返ります。時間はかかっても、幸せの種まきを重ねましょう。

思い、言葉、行動全てに因果の法則は働きます。個人はもちろん、地域、国、地球にも法則は働きます。法則は絶対です。今起きている異常気象も結果として真摯に受け止めなければ…。

温故知新の大切さ

私たちの生活は、十分に豊かになり、便利で快適になりました。けれど、その分我慢ができなくなったことも事実。当たり前のようにお店があって、当たり前のように食料もあって、蛇口をひねれば水が出る。本当にありがたいことです。

なのに、そこに感謝する人は少ないのではないでしょうか?

災害などで断水や停電になることで、私たちはその大切さに気づきます。常日頃からその恵みに感謝している人は、仮にそうなったとしても、そうなった意味もきっと理解なさるでしょう。

すべてがスピーディーで人間が話す必要がない状況が、本当に良いのでしょうか。医療現場や建築などの技術の向上は素晴らしいと思います。ただ、一方で、電化製品などの進化はもういいのでは…と思うことが多いです。

体の不自由な方々のためには、大事なものになるけれど、元気な人まで「電気をつけて」なんて言わなくても自分でつけたらいいと思ってしまいます。

大きな流れにのまれてしまうことなく、私たちのひとり一人の感性を駆使して、必要なものとそうでないものを見極めていく必要があると思います。

たとえば、手紙を書くこともとても素敵です。古臭いと思うかもしれませんが、手書きのお手紙には心がこもっています。昔のラブレター、あなたも経験があることでしょう。ハートのある時代でした。年賀状もひと言添えるなど、コミュニケーション方法として大事にしていきたい一つです。

ビジネスの場面ではメール、けれどプライベートはお電話やお手紙など温かな「人間らしい」交流を心がけたいもの。そんなバランスこそこれからは必要なのでしょう。本当に大切なものは何なのか?新しいものにばかり振り舞わされず、自分を見失わないようにしましょう。

人間、人霊としての誇りを持ちましょう

近頃の出来事は、昔では考えられないような事件ばかりになりました。

ある教授はこの現状を「今だけ金だけ自分だけ」と表現しました。後先のことも考えず、お金にたましいを売り、自分さえよければ…そんな人が増えているからこその、事件ばかりです。

因果の法則、自分で蒔いた種は自らが刈り取る。

自然界が荒れ狂い、人間を叱っているように思えてなりません。皆で反省し悔い改めなければ…。

不幸のもとはすべて自分です。あなたの受け止め方、人間力でいくらでも幸せは感じられるはず。

「自分はかわいそうな人間」などと嘆いている暇はありません。その思いや言葉で自分を不幸にしていることに気づきましょう。前向きな元気な言葉を口にして、笑顔で。相手に不快を与えない謙虚な心があればそれは善き種となり、あなたを幸せにします。

不幸の三原則「自己憐憫」「責任転嫁」「依存心」。

他人に傷つけられたと思うとき、なぜその言葉に傷ついたのか分析してください。カッとして腹が立った時、なぜその言葉に腹が立つほど自分が反応したのかを分析してください。どこかにこの不幸の三原則が隠れていませんか?感情ではなく理性で自分と向き合ってください。自分の一番直すべきヒントが必ずあるはずです。それに気づかせてくれた相手に「感謝」できる自分でありたいですね。

人格は品格。あなたの人間としての誇りを持ち、品格をあげてまいりましょう。

ひとつひとつ善き種をみんなで蒔き、幸せな未来を創っていけたらいいですね。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)/

 

弥彦神社