スポンサーリンク







着物でお出かけ~北方文化博物館【大藤棚】~

越後の蒲原平野をよぎる大河、阿賀野川の西岸にある豪農の館「北方博物館」の大藤棚に会いに行ってまいりました。豪農の館の伊藤家にも入っている「藤」。藤は長寿、繁栄の象徴であり樹齢150年のこの大藤にたくさんの人々がパワーをいただいてまいりました。長年の風雪に耐えてきた大藤でしたが、今年の豪雪により藤棚がつぶれるという災難に合い、新潟の人々にとってショッキングな出来事でみんなが心傷めておりました。

今年の藤の花がまた見れるようになるのか、誰もが心配だったと思います。そして5月。見事に復活した大藤棚。その生命力にまた力をいただいてまいりました。

 

 

鬼滅の刃の舞台?

鬼滅の刃によく似た建物としても一躍有名になったこの場所。日本家屋の素晴らしさが凝縮されています。映画のヒットでこの場所も大人気となり、子どもたちが主人公の衣装を身に纏い訪れる姿も…。先日までのライトアップも幻想的な美しさをみせていました。

友人より夜の藤棚の写真が届きましたので、ご紹介いたしますね。

夜の大藤は更に迫力があり、妖艶さが増します。藤の精ですね。

 

昼間は歴史あるこの建物の中も見学できます。庭園を見渡せる大広間は圧巻です。紅葉の季節はまた違った表情を見せ、私たちを癒す人気のスポット。新潟にお越しの際は、少しお時間に余裕をもって、この空気感をゆっくりと味わっていただきたいです。

 

見事な日本庭園に、しばし時を忘れます。新緑が本当に美しかったです。

着物で撮影会

この美しい場所には、やっぱりお着物が似合いますね。青空が綺麗だったので、今日は水色のお着物を選んでみました。

クマンバチがぶんぶん!!!笑 でもおとなしいの。

今日のお着物は、3,4年前にいただいたもので、「カーネーションの会」の揃いのお着物とのことでした。模様は正面だけのあっさりとした優しいお着物。自分ではあまり選らばないお色でしたが、本日初めて袖を通してみました。藤と新緑に映えてよかったです。帯は名物裂柄の西陣織りを合わせてみました。

美しい姿勢は大事

ライトアップも昨日で終わり、満開もやや過ぎてギリギリ間に合った大藤。月曜日ということもあって、人も少なく素敵な写真が撮れました!

日本人に生まれて良かったな…と感じる素敵な時間になりました。背筋を伸ばし、丹田を引き締める。凛とした姿は美しいものです。美しく体の軸を整えるには、心の軸も重要です。

日本の文化を大切に守りたいです。お着物を着ると身も心も引き締まります。あなたもお着物を着てみませんか?そして着物が更に美しくなる立ち居振る舞いを身につけましょう。自分に自信が持てるようになり、内側から輝くあなたになれるはず。美しい姿勢にはちょっとしたコツがあります。そのコツを知ることで、劇的に変化できるのです。知らないのはもったいない。

新緑きらめき、花々が咲き乱れる季節。お着物との共演を楽しみましょう。

今はコロナでなかなか動けないけれど、それでも季節はめぐり、私たちを勇気づけてくれます。私たちも賢明に生きましょう。そして今この瞬間を大事に生きていきましょう。

着付け教室、マナースクール共に生徒募集中。お気軽にお問合せください。

 

前結び着つけ教室 師範講師
新潟のマナースクール「マナクル」代表

なでしこ和美人越後代表 前山豊子