営業力を高めたいとき…
営業力とは何でしょう?営業力は、いろいろな力の総合力です。
企画力、集中力、判断力、直感力、忍耐力、人を惹きつける力、包容力、その他さまざまな力が集まったとき、ものが「売れる」のだと思います。優秀な社長に多いのはいわゆる昔の言い方でいえば、営業畑出身。実践型、行動力のある人ともいえるかもしれません。
福のある人間になろう
働く上でとても大切なことは、自分という労働力を売り込む力=営業力です。
営業力を身につけるポイントは、「福のある人間になる」ということ。福とは、幸福の福、「福の神」です。
あなたが今までに出会った営業マンを思い出してください。そして、どんな人から買ってもいいと思ったでしょうか?話術の得意な人?押しの強い迫力のある人?違いますよね。きっと、なんだか幸せそうな人、親しみやすい人、安心感を心で感じた人なのではないでしょうか。
もちろん、商品知識も乏しかったり、態度がいい加減だったりするのは論外ですが、基本的なことができているなら、選んだ理由があるはずなのです。バリバリの営業マンより、誠実さだったり、ホッとできる親しみやすさ、安心できる雰囲気を持っている人の方が、良いお客様を持っていたり、営業成績も良かったりします。ただ優しいだけではなく、必要な時には的確なアドバイスやスピード感、決断力など総合的な営業力をもった人に、誰もが信頼を寄せるのだと思います。「この人からなら、買ってもいいかな」と思う人になること。つまり、幸せそうにいつも笑顔で包み込むような「福のある人」になることは、は「売れる人」という事になるのです。
何を買うか?より、誰から買うのか?へ
営業力を身につけるために、一番大事なことは「笑顔」です。誰だって、悲しい顔、怒った顔の人には近づきたくありません。いつもニコニコ嬉しそうに笑っている人に、「何かいいことあったの?」ってこちらまでニコニコして近づきたくなるものです。
人をひきつける笑顔こそ、営業マンの最大の武器です。不自然な笑いでは、バレバレになって警戒されますが、内側からあふれ出るような笑顔に、誰もが癒されるのかもしれません。
あなた自身が、心から幸せだと思うこと。自分が幸せじゃなければ、人を幸せにはできません。営業は人と向き合う仕事です。いろんな人と向き合うのですから、「忍耐力」は重要です。ストレスに負け笑顔になれない時もあるかもしれません。どんな時も常にお客様、相手の気持ちに寄り添える想像力も養わねばなりません。笑顔の裏の努力が営業力へと繋がっていくのです。
今、情報社会になり、買いたいものはどこからでも買えるようになりました。だからこそ、誰から買うのか?が重要になってきていると思います。買ってくれたお客様が幸せになるようにと、本気で考えてくれる人が今、どれだけいるのでしょう?信頼できる人と繋がっている人は、そのご縁を大事にしてください。
営業力は人間力
相手の感情や神我(真・善・美を求める心)に訴えられる商品説明ができるかどうかが、最終的に相手の心を動かす決め手になることが多いのです。あなた自身が、経験と感動を重ね、そこからたくさんのことを学び、成長していく自分を楽しむ心をもちましょう。やがてそれが、人をひきつける力「人間力」となり、幸せな「福のある人」になっていくことでしょう。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)