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自己肯定感が低い若者たち

スピード重視の現代。正直、戸惑う時があります。正確には、戸惑うというより心配になります。

会話の言葉数も少なく文章にならない。そしてスタンプに頼る。それでは誤解されてトラブルに、なりかねません。そのスピードに振り回され、自分を見失っている人が多いように思うからです。

日本人は自己肯定感が低いといわれています。「自分で世界を変えてやる」なんて思える若者は一握り。夢がもてない現代になってしまっている現状。とてももったいないことです。運命の法則があるかぎり、すぐにパッと魔法のように未来は変わりませんが、みんなの努力で少しずつでも未来はいい方向へ変えていけるものなのです。

それにしても、なぜこんなに我慢ができなくなってしまったのでしょう。

我慢や忍耐はどこへ…

「石の上にも三年」ということわざは、今では通用しなくなったのでしょうか。

上司に意見されただけで仕事を辞めてしまったり、テレビで流れてくるニュースは、”こんなことで”と思うような理由で、人を簡単に傷つけています。自分のことしか考えていません。歪んだ思い。

自信とはたくさんの失敗や経験から生まれるものだと思っています。はじめから自信があってはそれは「傲慢」です。どんな人にも初めてがあり、失敗があるのです。なぜ?何も努力しないでヒーローになりたいのでしょう。「石の上にも三年」。それくらいの根性や覚悟があるからこそ、運命を切り拓けるのです。成功者ほど陰でたくさんの努力があるものです。

聡明な日本人

もともと日本人はとても聡明な民族と言えるのではないでしょうか。

震災があっても暴動にならない。整然と列に並ぶ姿は、世界から賞賛され、礼儀正しさは日本人の誇りでした。その行動こそ、「結界」となっていたでしょう。綺麗に整頓された場所や、空気感漂う場所、神社など神聖な場所は身が引き締まりますね。

それは、見えないものへの敬いや自然の厳しさも感じるから。畏敬の念。

丹精込めた作物も、一瞬でダメになっても、自然とともに生きてきた昔の人びとは、当たり前のようにまた一から作る。それが「自然」だから。その代わり彼らはちゃんと知っていました。自然界のありがたい恵みのおかげで生かさせていただいていることを…。神と心の繋がりが強いから、春に秋にとお祭りをするのです。人々のためのお祭りとは少し違うのです。

今ほどお天気もわからない中で、研ぎ澄ませた感性を磨いてきたのでしょう。美しい日本の心がそこにはあります。

日本人の心を大切に

大事なことほど「時間」が必要なのです。コンビニ生活がなじみすぎて、どこでもいつでも手に入る生活に慣れすぎてしまいました。

便利さは人々から生きるために必要な知恵や想像力を奪いました。もっともっと物事は深いのです。

あなたに意見した上司の、本当の真意をちゃんと理解していますか?意見を「叱られた」と捉え落ち込むのは間違いです。意見は自分ではわからなかったことを教えてくれただけ。もちろん理不尽な言われ方だったとしても、それもあなたの波長が引き寄せたもの。

人は人からでしか学べません。嫌な人がいるからこそもう一人の自分に気づけるのです。感謝しましょう。今は理解できなくても必ずその意味がわかるはずです。広い視野で物事をとらえる力を身につけましょう。

たくさんの失敗や経験があなたを後押しします。それが「自信」になるのです。

自分はどうしたいのか?人の意見に流されるのではなく、自分の意志で生きなければならない厳しい時代になりました。それでも、この時代をあえて生まれてきた新しい命のために、今度は私たちがバトンを繋ぐ時がきたのです。生きる覚悟こそ「自尊心」なのではないでしょうか。

たくさんの人から愛されたあなたを信じてください。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)