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他界した大切な人に思いを伝えるには…

身近な人の死は悲しいものです。まだまだ話したかったこと、伝えたかった思い、せめて最後に一言…、いろいろあるでしょう。そんな時は、故人にむけて手紙を書きましょう。手紙には書いている時のあなたの思い、念がこもります。生きている人に伝えたい時同様、亡くなっていようと必ず伝わります。あなたの正直な気持ちを手紙にこめて、心静かに、丁寧に書いてみましょう。

手紙の書き方

手紙には、「なぜ、死んでしまったの?」などと、故人の後ろ髪を引くようなことや、「ずっと守ってくださいね」などとお願いの類は書いてはいけません。故人の浄化の妨げになってしまうからです。「今まで本当にありがとう」という感謝の思い、「そちらの世界で元気でね」という励ましを、念を込めて綴りましょう。

お葬式に間に合えば手紙はお棺に入れてください。間に合わなければ、海に流してもいいでしょう。手紙自体の形は失われても、必ず念は伝わります。

遺品の整理の仕方

遺品整理は大変です。既になさった方はお分かりになると思いますが、本人の愛したものとはいえ、何をどうすればよいのかわかりません。捨てるにも迷いがでます。

遺品は、その人を象徴する数点のみを形見として残し、後は早めに処分することをおすすめします。遺骨も出来れば一か月以上家におかないこと。とても冷たいと感じるかもしれませんが、故人の霊がこの世に未練を残さないように割り切ることです。

故人は、この世での学びを終えたのです。たましいは永遠。この世で必要だった体をお返しして、やっと自由になったのです。これ以上引き止めるのは、この世にいる側のわがままです。故人のことを愛しているなら、もうこっちは心配しなくていいからねと、自分たちがそれぞれの人生を生きなければなりません。亡くなった方にいつまでもしがみつくのは、自分が「可哀そう」な小我。

友人の命日に毎年お邪魔しますが、まだ亡くなった時のまま時が止まっています。遺骨も手放せずにいます。友人が気の毒でなりません。いつまでも心配する彼女の顔が想像できます。これもまた、わかってはいても出来ない、人としての難しさと学びなのでしょう。彼女のたましいが安らかに浄化しますことをいつも願うばかりです。

出来ることなら、故人の部屋も片づけましょう。「片づけますね、この世に執着せず浄化してね」と話しかけながら整理していきましょう。最期にできる奉仕ですから。物はなくなってもたましいの絆は消えません。あの世では必ず再会できるのだそうですから、それまでたくさんの土産話を用意して楽しみに待ちましょう。

喪中のお宮参りはタブー?

喪中に神社の鳥居をくぐってはならない、と一般的にありますが、スピリチュアルな視点では、タブーではありません。死は穢れではないからです。気になる方は49日まで控えられたら良いと思います。すべては心の持ち方。死は役目を終えた体をお返しすること。たましいは永遠に生き、あなたに寄り添い励ましてくれています。いつまでも悲しみに暮れるのではなく、あなたが生き生きと笑顔であなた自身の人生を全うする姿を見せることこそ、故人への本当の供養となるのです。あなたのそんな姿を見て、また亡くなった方々も学んでいくものだから…。

大切な人を亡くし、元気がない時ほど、大自然や神社のパワーを授かりましょう。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)