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相手を変えようとしてはいけません

相手に心を入れ替えてほしい、なんて思ったこと、誰もがありますよね。相手を変えようと必死になってはいないでしょうか。相手を変えようとしてはいけません。相手を変えようなんて、それは「傲慢」になるのです。相手を変えたければ、あなたが先に変わればいいのです。

母の愛

あなたに「母の愛」が欠如しているとき、あなたは部下に泣かされます。男性も同じ。人は、男も女も、母の愛も父の愛も持っています。特に母の愛は深く大きい。人の上に立つ人は、男性でも「母」になることが必要なのです。

いたずらした時は叱り、あなたが失敗した時は慰め、そして褒めてくれた母。あなたの成長だけを願ってくれた「母の心」を思いだしてください。母を知らない人でも、あなたを大事にしてくれた人は必ずいたはず。その人の愛を思い出してください。「母の心」をもつことが上司、先生になる人の条件だと私は思います。

仕事からの学びは大きい

「母の心」の次に大切なことは、「あなたの部下は、あなたの会社に働くために生まれてきたのではない」ということ。これを肝に銘じましょう。上司は部下に、目の前の仕事をこなすことだけを求めます。生きるために、人は働いて対価を得ます。ですが、人間は仕事をするためだけに生まれてきたわけではありません。たくさんの人と出会い、仕事や恋愛、病などから、たましいを磨くために生まれてきたのです。社会活動を通じて学んでいくのです。

人格を育てる

この世に生まれたという事は、あなたも私も、どんな人も未熟なたましいです。どんな人に対しても、目に見える部分だけで判断してはいけないのです。広く大きな「母の愛」で、その人がいかにこの現世を生き抜いていけるか、そこまで考えてほしいのです。

その仕事が向いてない部下なら、その人のためにも違う道をアドバイスしてあげましょう。「なぜ、この仕事をしているのか」「この仕事から何を学ぶべきなのか」を教えてあげるのが「母の愛」です。その点を指導できなければ部下は育たないでしょう。また、そこがわかってくれる上司に部下や後輩たちはついていくのです。自分の都合だけで判断していませんか?

相手の人間としての学びや成長、すべてを視野に入れて指導してみてください。

あなたが変わることで、必ず部下は変わっていくことでしょう。

歳をとったものの役目は、悩み迷う後輩、子どもたちに、未来への希望をもてる環境をつくること。こんな大人になりたい、早く大人になってキラキラ自分を生きてみたいと、思ってもらえ、そっと背中で語る大人になりましょう(笑) 毎日が学び、奇跡の連続です。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)