キャリアウーマンも専業主婦も同じ
仕事と結婚、両方を選ぶのか、片方だけを選ぶのか、いずれにしても、世の中の意見に惑わされてはいけません。今は昔ほど専業主婦は少なくなりました。むしろ、経済的に働かなければならない時代になったともいえるかもしれません。だからこそ、家にいる人に世間は無神経なことも言うかもしれません。気にすることなく、自分を生きましょう。
人にはそれぞれの個性、器というものがあります。お料理など家事に向いている人もいれば、キャリアウーマンに向いている人もいます。
キャリアウーマンに向かない、というと、仕事のセンスがないように感じて落ち込む人もいるかもしれませんが、専業主婦に向いている才能があるという事は、立派なお母さんになれるということともいえるのです。もちろん働きながらでも立派なお母さんはいます。私が言いたいのは、働いていないから…と自分を卑下していただきたくないのです。仕事をしていないと、世間的に遊んでいるように思われがちですが、毎日の家の仕事ほど365日休むことなく、たくさんの仕事があるのです。いつも家事をしてくださる人が、一日家を空けるだけで生活のリズムも変わり、その方のありがたみがわかるはずです。主婦業は立派な「お仕事」だと私は思っています。
人には、向き不向きがある
専業主婦に向いている人が、仕事と両立させようとすれば、ストレスが大きくなって苦しくなります。逆に、キャリアウーマンに向いている人が家庭に入ったら、ストレスで家族に優しくなれないでしょう。仕事は仕事、家庭は家庭と割り切って考えられる人は、両方頑張ればいいのです。お金のためだけでなく、自分のために社会と接していたいという人は働いてください。
仕事を選ぶとき、「働ければなんでもいい」は嘘です。必ずその人の特性に沿わなければ、結果長続きしません。自分が何に向いているのか?を知るには、子どもの頃に好きだったもの、飽きずに続けてこれたものなど、幼い頃に案外ヒントが隠れています。今のあなたの心境をよくよく分析し、出来ること、出来ないことを選択していきましょう。「好きなこと」ではなく「出来ること」を選びましょう。
家のことが得意な人は、家族が働きやすいように、家をパワースポットにもできる人。清潔な部屋、キッチン、など、丁寧に掃除された部屋はよい「気」に満ちています。また、お金をかけず丁寧に作られた食事は、美味しく体にもよく家族を元気にするでしょう。それは立派な「仕事」。なかなか出来ることではありません。愛がないとできません。
家族がそれぞれの役割を理解し、労わり合えたら、みんなが笑顔になれます。誰もが精一杯頑張っているはず。たまには感謝の思いを伝えられたらいいですね。
あなたが主役
同じことをやるにも、「自分から挑む」か「させられる」かでは、その人の幸せ度は大きく変わります。自分を主体にし、自分から挑戦した方が絶対に楽しい。嫌だな、と思う仕事も、あなたに必要な事象です。だったらそこから何を学べるのか、どんな人と出会えるのか、そしてそれを乗り越えた時、自分がどんな風に成長するのかを、ワクワクしながら楽しみましょう。幸せはあなたの心が決めるのです。やらされている、なんて思いは消して、自分からやってみる!と舵をとりましょう。未来のあなたは今のあなたが創るのだから。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)