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着物でお出かけ

9月20日日曜日。和genさんお客様、そして前結び着付け教室の生徒様と「新潟をどり」を観に行ってまいりました!(*^^*)

コロナ対策もしっかり!私の隣は写真のためだけに座ったもの。ちゃんとディスタンスを守って。お着物姿の方が多くおられ、それもまた嬉しいですね。はじめて古町芸妓さんたちの舞や舞台を観て、本当に見ごたえのある舞台で、華やかさと艶っぽさに魅了されてまいりました。私も踊りではないですがしぐさを学んだものとして、ちょっとしたしぐさが勉強になります。ただ、ちょっとだけ残念なのは、踊りの型と型の間の、たとえば一番目立ったのはやはり立ち座りでした。特に座ってからの立ち上がりです。後ろ重心で立ち上がり美しい方とそれが出来ずに膝で立ち上がる方と、両方おられ、膝で無理やり立っているのが目立ち、舞踊家さんの悩みどころの膝をやられてしまうのです。

 

 

下半身の使い方

しぐさで学んだのは、下半身の特に後ろ側の筋肉を鍛えること。トレーニングジムなど普通の運動では前側の筋肉しかつきません。しかも止めたらすぐ筋肉は落ちてしまいます。お尻の下のハムストリングスを鍛えることで、体を支える軸が出来てきます。丹田を引き締め、お尻を締める!内ももを鍛えます。昔は小股の切れ上がったいい女💛なんて言いましたが、小股とは膝から上の内もも。昔は下着をつけていなかったので余計にぎゅっと!締めていたのでしょうね。現代はみんな外股。そうしないと支えられなくなってきているのかもしれません。それは実は膝にもよくないのです。

しぐさkasumiメソッド

これまでしぐさ美人メソッドで学んできたのは、美しいしぐさをするための体幹トレーニングともいえると思います。せっかく素敵なお着物を着ているのに、立ち姿や振る舞いが洋服と同じでは、なんともバランスも悪くあなたの印象も残念なものになるかもしれません。勿体ないのです。美しい動きは呼吸と連動します。このメソッドは呼吸法から学びます。

1呼吸法~腹式呼吸、丹田を意識する~

2肩甲骨を意識する~大胸筋のマッサージ~

3肩甲骨を緩め力の抜けた上半身をつくる

4下半身~重心バランス~

5ハムストリングスの使い方、鍛え方

6美しい歩き方~草履・下駄・階段など~

7美しいご挨拶

8立ち座り~膝を使わない立ち方~

9さりげない着物でのしぐさ

 

 

 

美しいしぐさを身に着け、もっともっと着物ライフを楽しんでくださいね(^^)/

 

 

日本文化は素晴らしい

今回の舞台も、コロナでいつ中止になるかわからない中、お稽古を重ね開催を信じてこの舞台に臨んだ関係者様の想いが強く伝わる舞台でした。当たり前にあった日常はなくなり、お座敷も減り大変な中、文化を残すことの大切さを改めて教えていただいた舞台でした。

帰り道、着物の奥様達の会話で

着物を着る機会も減って、まず着物を着れる人がいない!私は細々でも着物を広げていくわ!

私も同じ思いでした。新潟は着物文化を継承できる街。一人でも多く素晴らしい着物たちを愛する人を増やしていきたいと思います。そして女性たちが生き生きと輝く未来をつくっていきたいですね。