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子育ては親育て

男の子は病弱??

男の子は弱い!と言われますよね?私もそう聞いていたのでそうかと思っていたのですが、長男は本当に丈夫でした!町からの助成金も使い方も分からないまま使わずじまい。風邪も引かず、子どもがかかる一般的なものはなりましたが、病院に行く機会も少なく、小児科の先生も誰がどんな先生なのか?もさっぱりわかりませんでした。薬もほとんど飲まないから、たまに飲むとすーぐ効く!(笑)女の子みたいにお絵かきしたり、パズルしたり、ちょっと心配症の大人しい長男くんでした。

4年後、次男君誕生。これはなかなか大物だった!(>_<)生まれる時も、あっという間に生まれてきた(笑)陣痛室も浣腸も間に合わない!!よっぽどこの世にワクワクして出てきたのでしょう(^^)生まれ方にも性格が表れます。まぁ!じっとしていない子でしたから(;^_^Aお姉ちゃんのようなお兄ちゃんと大違いでした。しかも病弱。一か月経たないうちにお尻がただれお医者様へ。そこからは一か月に一度は熱を出し、2歳くらいから小児喘息を患い入退院を繰り返す日々が小学校まで続きました。小児科の先生ともすっかり仲良くなり、夜中に駆け込むこともしばしば。ピークは3歳の時。毎月入院するほど免疫力も低下。MRSAにもなり、いつも個室で24時間吸入でした。

自宅でもいつもこの吸入器で命を繋いでいましたね。車から電源を繋ぎ、キャンプにもいきました。今では埃をかぶるほど出番はなくなりましたね。ありがとう。

年子の三男くんは、そんな次男君の陰で、大人しくいつも荷物化され私かおばあちゃんの背中にいた。今思えばかわいそうな扱いだったかもしれない。いつもお兄ちゃんたちと一緒にビデオを観て彼と向き合ってじっくり過ごせてはいなかったと思います。会話が少ないせいか、三男君は3歳になっても喋らなかった。大学病院で耳の検査をしたり、障害の専門医にお話を聞いたりして、ちゃんと彼の話そうとする力を引きだしてこなかったことに気づかされたのです。少しずつお喋りも出来るようになりました。周りの子たちのようには反応できないけれど、今でいう発達障害に入る?くらいの、でも、誰より心の綺麗なピュアな彼にその後も何度も助けられました。

年子のパワーは半端なく(笑)病気も一緒!次男君が入院すると三男君も追いかけるように具合が悪くなる。次男君が退院して代わりに三男君が入院になることも(-_-;)「あれ?」なんて看護婦さんと苦笑い.

時々いとこも参加して男の子だらけ(^^)(笑)もう、何が何やら!私の20代は出産育児であっという間に過ぎていきました。

激動の30代へ

次男くんが一番入院していた三歳の時は、病院の先生から申請していただき、特定疾病の研究のための登録をし、おかげで入院費はタダになりました。それほど重篤なアレルギー、小児喘息だったのですね。ただでさえじっとしていない彼は、大泣きしては動き回り、息も絶え絶えで倒れ込む。薬漬け、ステロイドも生きるためでした。薬の勉強、病気の勉強、お母さんが身近な医師になる気持ちで見守らないと、急性も慢性にしてしまう。入院するとホッとして、子どものベッドで寝込むことも・・・。本当に大変でした!

私は寿退社し、お嫁に来てからは自分のために使うお金もなく、近所のお豆腐屋さんの工場にパートで働きました。ふわふわがんものパック詰め、卵豆腐のパッケージのラインなど、スピードに乗れず卵豆腐がブシュ!っとつぶれる!(;^_^Aどの世界にもプロフェッショナルはいて、箱詰めの名人やつぶれて製品にならない豆腐を「食えて(^^)」なんてこそこそ食べるおばちゃんなど、人生の先輩方で学びましたね。

経験は宝

出産後は、ヤクルトおばさんに!まだ今のような育児体制が整っておらず、もうすぐできるってくらいの頃。子どもをチャイルドシートに乗せながら、ヤクルト配りをしてました。仕入れ、注文、新規開拓、集金と思えばたくさんのことを覚えたかも。残ったヤクルトは我が家の子どもたちの口に入り、利益はあまりなかったけどね(笑)

次男君が入院していた時も、ヤクルトを配っていました。早朝旦那様と交代し、定期購入のお宅だけ配って病院に戻る。そんな生活でした。ヤクルトだけでなく、新聞、牛乳や宅配の方は、生活のリズムの一つになります。時計代わりになるくらいある意味信用をつくる作業なのです。ここで学んだ一番のことは、お客様へどれだけ信頼していただけるか?だったのかもしれませんね。今の基礎を学んだ最初だったといえるでしょう。

世間では、オウム真理教が大事件を起こしたあの頃に、我が家でも、大切な人を見送る時が近づいていました。私にとって今もあの世から応援してくれるありがたい存在。前山の父「春ちゃん」。次回は春ちゃんとの思い出にお付き合いくださいね(*^^*)

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