スポンサーリンク







Tonちゃん最大のモテ期

Tonちゃんの歩み①

生まれ育った加茂市から、電車で10分!東三条までの憧れの電車通学が始まった。花の高1(*^^*)セーラー服からネクタイになった制服が、また背伸びした気分だった。

定期券を駅員さんに見せながら「おはようございます(^^♪」と笑顔で挨拶。あれだけの雑踏の中で、定期券を見分け期限切れを見抜く駅員さんはかっこよかったね(笑)

私は商業高校へ。だから女子が多い!クラスも多かったからはじめてがいっぱい!一年生の可愛い子がいる教室の廊下に、三年生の男子が集まる!!!田舎者には「ほー!」と驚くばかりの新生活。三年生ってなんで大人に見えるんでしょうね?(笑)同級生はほぼほぼ子どもでしたね。女子あるある(*^^*)

バトミントン部

部活はバドミントン部。姉の影響もあり受験の頃から決めていた。バドミントンはご存じのようにハードなスポーツ。基礎体力作りがほとんどです。部活で最初にしごかれた時は筋肉痛で、階段が降りれない(笑)駅の階段に時間がかかり、ローカルな駅では改札が閉まる!!駅員さんに「出ますか?」と開けていただいたこともあったっけ(>_<)自動改札になった今では、こんなコミュニケーションも出来なくなり、なんだか寂しいですね。

男子のバドミントン部は強くて、インターハイの常連。女子は県大会までだったけど、この時の仲間は今でも繋がる大切な仲間となりました。

この頃流行った昭和歌謡。マッチに聖子、明菜、誰もが歌えてクラス会ではなくてはならない80年代!最高でした(^^♪

この時のクラスメイトたちが、今の私を支えています。この時はこんなに大事な絆になるとは思いもしない。卒業して何度かクラス会はあったけど、転機は50歳でやってきた!

50歳の同窓会

50歳になると、その高校ではその年が中心となり、全体の大きな同窓会をする。そこで運命の出会い(笑)カメラマン「Oちゃん」と奇跡の再会となったのです。テレビ局に勤める彼は趣味のカメラでみんなを撮ってくれました。それから、機会があったら着物女も撮ってね(*^^*)、撮りましょう!から一年後。その撮影会は実現する。

奇跡の桜満開のはじめての撮影会

もう5年になる。初めての撮影。緊張の中、ポージングもわからないまま、何より、高校の時でさえ喋った記憶も?(笑)ごめん(>_<)どんな撮影会になるやらと心配もよそに、喋りまくりの撮影会(笑)それぞれの生きてきた人生に刺激をいただきながら、私は仕事で写真が欲しい!彼は趣味のカメラのレンズで試し撮りしたい!こうして名コンビが生まれたわけです(笑)この日の桜は最高に美しかった。

 

お花とお天気と互いのスケジュールがいつもハマる!晴れ女晴れ男コンビ!戦友のような有難い存在。彼の写真がなければ、今の私はありませんでしたね。チューリップまつり~(^^♪

 

さて、再び社会人になったTonちゃんに戻りましょう(笑)はじめての彼氏も高校生の時でしたね💛いろんな出会いの中、お別れすることになりましたが、一番のモテ期へ突入した社会人へ(笑)

18歳で就職。受付事務と電話対応。金物卸商社だった会社は、一日電話が鳴りっぱなし。100本をさばく毎日でした。何度も理不尽なオヤジからの電話に、トイレで泣いたものでした・・・。若い人が多く働く職場。スキーにも連れて行ってもらいました。今では高速が充実し、道も綺麗になったけど、朝暗いうちから出かけて、4時間かけて妙高へ!日帰り、雪道、元気でしたね(笑)

バドミントンは地元のクラブに所属。幼なじみのお兄ちゃんもいたり、楽しかった。そこでも可愛がっていただきました。そして成人式を迎えました。

成人式

我が家は貧乏だったから、着物を買うことは無理でした。レンタルも安くない!今のようにネットで安く借りることなどできません。祖父母も他界。ま、一回のために用意はしないかな(;^_^A

お向かいの裕福な(笑)お姉さまの振袖を母が借りてくれました。今思えば、素晴らしい総絞りの振袖!!!!!その当時はそんなにすごい着物と知らず、華やかな着物に包まれて嬉しくて幸せでした。ただ一つ、腰ひもがマジで痛くて、それだけがとても大変だなぁと切ない体験でもありました。今でも振袖着付けの時に苦しいやら痛いやら、嫌な思い出から着物離れした女子も多く、お着付けするときの大切さを身に染みて感じます。本当なら女の子の特権。素晴らしいことなのに(*^^*)

成人式の後にはクラス会があり、20歳のキラキラした女子たちと、学生の頃の幼かった男子が、ちょっと大人に見えたあの頃。恋多き季節(*^^*)💛若いっていいよね(笑)今思えば、私の中で一番のモテ期だったことはいうまでもございませんね(笑)もっと違う道もあったのかもしれませんが、その時に自分で決めた選択を今は褒めたいと思います。

結局、早く大人になりたかった私は、結婚願望の勢いそのままに(笑)家族の心配をよそに!21歳秋に農家へお嫁に行くこととなったわけでございます。

波乱万丈の人生の第二幕。前山家に嫁いだTonちゃんはまた。次回へと続く(笑)