「苛立ち」と「甘え」はセット
毎日の日常の中で、どんな時に「苛立ち」を感じるのでしょうか?夫が協力してくれない時、子どもが言うことを聞いてくれないとき、友人関係でのトラブル?生活の中で苛立つ機会を上げたらきりがありませんね。ですが、いずれにしても他者に抱く「苛立ち」という感情は「甘え」とセットになっているということを認識していただきたいのです。
人間ですから、他者の言動にイラッとくることもあるでしょう。けれどそれをそのままイライラした感情を表に出し相手にぶつけることは、自分の苦しい気持ちを解消したいだけの「甘え」であり、小我(自己中心的な愛)です。もしも相手に落ち度があったとしても、そこで攻撃したりせず忍耐力を養うことが大我(見返りを求めない愛、利他愛)、本物の愛情になるのです。大我は損なようですが、実は、真の幸せへの近道。相手を許すことで心が解放され穏やかになります。
友達の定義
友達ってなんでしょう?特に女性にありがちですが、友達なら何でも分かり合えて、困ったときには助けてくれる、自分のことを絶対裏切らない人と決めつけている人が多いのです。いったいいつ、契約を交わしたのでしょう?あなたを守るスーパーマンと勘違いしていませんか?思い通りにいかなくなると、勝手に裏切られた!そんな人だと思わなかった!なんてことに・・・・(;^_^A
親しき中にも礼儀あり
仲良くなればなるほど、してくれて当たり前になりがち。期待しすぎていませんか?そう!当たり前のことなど一つもありません。あなたがあなたの人生を生きるように、その人もその人の人生を生きているのです。その人はあなたにとってはあなたを引き立てる脇役でも、その人の人生ではあなたが脇役です。そのことを忘れてはいけないのです。
夫婦であっても他人です
結婚したから、家族だからは「甘え」です。結婚も極端に言えば紙一枚で繋がったもの。それぞれの学びに必要だからこそ、出会った運命の人。一緒になった方がお互いに磨かれると、引き合わされたご縁です。家族も同じ。この家族が自分のたましいの学びには必要だから、この家族を選び生まれてきたのです。夫婦はもちろん家族であってもたましいは別です。我が家の三人息子も同じ男の子でもまったく違います(笑)一人一人を尊重出来たらいいですね。家族はひとつのチーム。同じ目的を持っていたりします。間違っても子どもを自分の所有物にするような子育てはあってはならないのです。
子どもがいるのが当たり前?
今、低体温や食物など環境のせいか、不妊治療に通う若いご夫婦も増えています。私の仲良くしている子も早くから通っていました。とっても素敵な方なのになかなか子どもが持てず焦っておられました。久しぶりに時間があって、お話する機会がありました。子どもができることはもっと簡単にできると思ってた。なんで自分だけがこんな思いをしなければならないのか?と。心無いおばさんたちに、「まだ?」と言われるたびにダメな自分を突き付けられる。何気ない一言あなたも言ってませんか?それは、子どもがいるから幸せ、居ないから不幸せと他人が勝手に決めつけ、無責任に投げつける言葉のナイフ。なぜ?子どもがいないと不幸なの?子どものいない夫婦ほど、仲良くお互いを尊重し、寄り添い合っていつまでも恋人のようなご夫婦もいます。子どもがいても、家族バラバラ、冷たい家庭もあります。それは幸せとはいえません。まるで、子どもを自分の介護人を確保するように育てていませんか?とても恐ろしいことなのです。自分の子どもであっても、その子の人生はその子のものだから。
彼女も世間体ばかりを気にして、イライラしていました。ゆったりと子どもを迎え入れる母の自覚を持ってごらん(*^^*)いつでも待ってるよ💛と、心と体を整えリラックスしてあなたが楽しみなさい、とアドバイス。もう一つ大事なこと!下着もピンクね(笑)女性ホルモンがあがり心も安定するのです。最近の方は黒い下着が多いけど、あれはよくないそうです(>_<)お試しください。それから一年、彼女は母になりました。優しくて強い母になるでしょう。当たり前の命はないと学んだから・・・。
どんな人にも親がいて、あなたは生まれてきたのです。たとえどんなに辛い生い立ちにあっても、あなたはミルクをもらい、おしめを変えてもらい、誰かに抱かれて大人になったのです。もう甘えは卒業しましょう。責任主体で生きること。ものごとをより深く広くとらえられるようになりたいですね。互いに自律自立できたものの友情は心安らぎ、離れていても分かり合える最高の仲間になるはずです。そんな縁を大事にしたいもの。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)