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お金は美しく使う

日本人は昔から、お金のことを口にするのは下品な印象を持ったりしますが、お金自体はいいものでも悪いものでもありません。極端に言えば、ただの紙であり金属です。問題は、それを美しく扱うかどうかで違いがでてきます。美しく扱えば美しいものになるのです。

現世に生まれた私たちは、お金がなければ生活できません。これもよくできた神のはからいで、お金をどう扱うかを学ぶことも、大切な私たちの課題なのです。ですから、お金の話をしたり考えたりすることを、悪いことであるかのように感じる必要はまったくありません。むしろ、お金を上手に稼ぎ、使い、貯めるためには、お金についてきちんと考えることが何より必要です。

お金も時間も同じ「生かす」使い方をしましょう

お金も時間も同じです。それを大切にしない人が上手に使えるわけがないのです。

「お金を大切にする」とはどういうことなのか、考えてみてください。使わずに貯めることがお金を大切にすることではありません。お金は使ってこそ生きるもの。流してこそ入ってくるものだからです。貯めるだけで使わないと澱んできます。水と同じです。目的もなく貯めて、通帳を眺めているようでは、お金を大切にしているとはいえません。お金そのものに罪はありませんが、お金には人の念がこもります。ですから貯めすぎると、そのマイナスのエネルギーに負けてしまうのです。その意味でも、入ったら流していく方がいいというわけです。

正しいお金とのつきあい方

いい使い方とは、お金が生きて働く使い方。悪い使い方とは、お金が死んだように価値をなくしてしまう使い方です。つまり、お金を「生き金」にするか「死に金」にするかが問題なのです。

あなたが毎日使っているお金は、気持ちよく生きて働いていますか?それとも死んでしまっているでしょうか?一度よく考えてみてください。

たとえば、忙しくてストレスがたまる日が続いている時に、自分の休息のためにちょっといいホテルを予約して非日常を味わうことは、いいお金の使い方といえるでしょう。ただし、今のコロナ疲れといってむやみに自分勝手にストレス発散で出かけるのはまた、違ったカルマとして自分に還ってきますから、要注意です。ストレス発散とばかりにお酒で憂さをはらすなどは、いいお金の使い方とはいえません。二日酔いになって翌日の仕事に差し支えたり、まわりに迷惑をかけるようでは本末転倒。

「生き金」にするか「死に金」にするのか?は自分しだいなのです。それが私たちの学びになるから…。

自分のために、あるいは人を笑顔にするために、生きて働くお金を使う。それが本当の意味での「お金を大切にする」ということなのだと思います。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)