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「本当の私」を知る

人から言われて嬉しかった「ほめ言葉」はありますか?そのきっかけとなった出来事も思い出してみましょう。また、何度も繰り返してしまうことは何でしょう?「またやっちゃった!」とわかっているのに繰り返してしまうことを思い浮かべてみてください。そして、子どもの頃の嫌なことを引きずっていませんか?子どもの頃の出来事であっても、決して見過ごせません。記憶をたどり「嫌だった」と感じることがなかったか、思い出してみましょう。

まずは、「ほめ言葉」から紐解いてまいりましょう。

人から言われて嬉しかった「ほめ言葉」はありますか?

「ほめ言葉」。どんな言葉が浮かびましたか?ここでわかるのは「幸せポイント」です。

仕事の成果を褒められて嬉しかった

たとえばあなたが女性の場合、「仕事の成果を褒められて嬉しかった」のであれば、自分の技能や才能を評価される環境に身を置くことが、幸せへの道となります。ひとりの人間として評価してほしいという思いが強いので、「女なんだから」などと性別で分けられることは嫌でしょう。

パートナーから「家庭に入ってほしい」と求められた場合も、仕事と家庭を両立した方が調和がとれるはず。納得したうえで家庭に入るのであればよいのですが、「いい妻といわれたい、いい妻でありたい」といった動機で自分に嘘をついてしまうと、しあわせを引き寄せるのは難しくなるのです。たとえ仕事を辞めても、家事のエキスパートとしてブログやインスタグラムなどで注目を浴びるなど、表に出て評価されることを実感するタイプとなります。

いつもよくやってくれて助かっているよ

表舞台ではなく、裏方に徹してこそ輝く人もいます。このタイプの人は、普段から目立ったり、表立って評価されることにそれほどこだわりません。仕事でも補佐役が適任で、家庭でも内助の功を発揮することに幸せを感じることでしょう。「いつもよくやってくれて助かっているよ」と、その頑張りを見ていてくれている人が一人でもいれば、心が満たされ幸せを感じられるのです。

比べることは不幸のもと

人には気質による「向き・不向き」があるだけで、優劣があるわけではないのです。友達が表舞台で輝いていて、羨ましいと感じていたとしても、あなたが「裏方タイプ」なら、表舞台に立つのは”分不相応”となります。この「分」とは”身分”ではなく”器”のこと。自分の器を知って、それに沿って歩めば、迷うことなく「私の生き方はこれ」と言えるようになるでしょう。

ただ、言葉というのは不思議なもので、受け取り側の心の持ち方で、ほめ言葉にも嫌みにも聞こえます。素直に喜べる人と、ひねくれて受け取る素直になれない人、結局、人は自分というフィルターを通して物事をとらえ、受け取ってしまうのです。周りからかけられたほめ言葉に、自分がどんな反応を示し、どう感じたのかを分析すると、より深く自分の「本当の心」が見えてきます。

本当の自分を知る鍵となる言葉には、必ずあなたのたましいが反応します。勘を研ぎ澄ませ、気になった「言葉」をチェックしましょう。そこにはたくさんの幸せになるヒントが隠れているから…。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)