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自然界のエナジーを感じて

モノクロだった長い冬が終わり、椿の赤、水仙の黄色、梅の花、そして春、私の大好きな桜のシーズンが来ました。桜前線も上がってきました。新潟はもう一息。蕾も大きく膨らんできました。杉などの花粉の季節ですから、そこは嫌いですが(私も花粉症歴は長い!)次々色づく草花たちの息吹をめにすると、雪から解放され、ようやく動き出すわくわく感、特別感が春にはありますね。

自然界はいつもお手本

今年の大雪で、近所の観音堂にある大きな欅の古木にも、厳しい冬となりました。

私がいつもお参りしていた近所の御神木。その古木の真ん中に鎮座するように(そんな風に見えていた)自然界が創り出した木の皮一枚が残り、まるで観音像に見えたものがあったのでした。大雪が融けたある日、雪のために折れて、もうそのお姿は見れなくなりました。いつかはこうなると、わかってはいましたが、いざ現実になると、とても寂しいものです。

この古木は、樹齢600年は越えていると伺いました。

長い年月の中で、私たちを見守り、ずっとどんな思いで見てこられたのだろう。暮らしも、心も変化してしまった私たちをどんな思いで見ていらっしゃるのだろう…。お参りするたび思うのです。こんな私に、四季を通じて変わらぬ大きな愛をくださる御神木。心から感謝です。導かれ出会えたことは私にとってかけがえのないエネルギーを頂ける宝物となっています。

大雪に耐える姿も、新緑がキラキラ輝く姿も、色づく葉を落としまた、厳しい冬を耐える。

モノ言わぬ彼らの美しい振る舞いは、私にとって学び多き素晴らしい先生なのです。有難いですね。

自然界の一部

私たちも、この生きとし生けるものたちの一部です。人間だけが生きているのではありません。海も山も生きています。なのに私たち人間だけが自然を壊します。それは本当に必要なものなのか、なくてはならないものなのか、考える時が来ています。食べたら食べっぱなし、ごみを投げ捨てる。我が家の田んぼにも、昔ではありえないゴミが捨てられていたりします。人間の気質、波長はどこまで低くなるのでしょう。自然界を畏れ敬うことを忘れてしまったら、畏れ多きものの力を見る時がきても決しておかしくないのです。因果の法則、波長の法則を忘れないで。

何が正しくて何が間違いなのかも、わからない時代になりました。

そんな時、自分をリセットし、ぶれない自分を創る、素直な自分になれる場所を持つことはとても大事です。あなたが落ち着ける大好きな景色、空気に触れていましょう。疲れたあなたに自然界はいつもやさしく寄り添います。自分らしく生きること。時間の流れも一人一人あるものです。焦ることなく、悔いのない人生を生き抜きましょう。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)