いよいよ秋本番。あっという間に気がつけばもう9月。先回の可動式茶室のこけら落としでは、たくさんの方々に足を運んでいただきまして、誠にありがとうございました。
皆様に嬉しいご報告
茶室制作会社でもあり、会場協力を賜りました「イシモク」様のご協力のもと、桐子モダンショールームにて、季節ごとに定期開催できることになりました。そこで、前回予定が合わなかった方も、ご安心ください。これから年間を通して体験できるようすすめてまいります。これから楽しみになさっていてくださいね。
それでは、次回のお茶会のご紹介をいたします。
可動式茶室に名前を付けました
可動式で分解できて、持ち運び自由なお茶室。
たった三畳ばかりのこの空間で、何が生み出せるのか。私にとっては人生最後の挑戦!なんて言ったら、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、でも、思い切った行動だったことは確かです。
ここでは、失われゆく日本文化の奥底に流れる、日本人が大切にしてきた「心」を一番にお伝えしたいのです。「座る」ことで整う”心”の在り方、祈り、精神の統一などなど。昔から日本人の姿勢を正す意味でも「座る」ことを大切にしてきました。この小さな三畳でもやはり「座る」ことから、いろいろな思いや感性を磨いていただきたいと思います。(足の不自由な方には椅子をご用意してごさいます)
先回のお披露目会の際に感じたこと、それは…。
茶室に入る前と、お茶を一服いただいた後では、皆様表情が全く変わりました。穏やかで、何か解放されたような、ゆったりと流れる空間に癒され、とてもいいお顔でお話くださったのが印象的でした。
この茶室で私とお茶を飲みながら話すことで、何かが浄化して心が澄み渡っていく。
そんな感覚を覚えました。
日常から非日常へ。特別な事は何もないけれど、日常では味わえない、そんな時間が過ごせます。
そこで、今回このプロジェクトを企画して下さったライターの渡邊真紀さんと相談しながら、ご提案いただき、この子に名前を付けることが出来ました。
命名「澄心庵」(とうしんあん)
偶然にも、かつて、しぐさを学んだ時の活動名”大和香澄”の一文字が。あの時のインスピレーションが今ここにリンク。ブレていない自分がおりました。あの頃の懐かしいブログも探すと出てくるかな?よかったらご覧ください。
しっくりくる、よき名がつきました。ありがとうございました。
どうぞよろしくお願いいたします。
次回の澄心庵「名月茶会」のご案内
9月はお月様が綺麗な季節になります。そこで今回は「名月点前」でおもてなしさせていただきます。
簡単なお点前ですので、お茶を頂くだけでなく、お点前もご自身で楽しんでいただけたら嬉しいです。
*宗偏流のお点前が主流となります。
日時
2024年(令和6年)9月15日日曜日 11:30~15:00(最終受付14:30〆切)
一席約30分~40分を予定しております。 二名様ずつとなりますので、お時間に余裕をみて行動していただけますよう、よろしくお願い致します。
*お抹茶とお菓子のみも承ります。(参加費1,000円)
会場
「イシモク」桐子モダンショールーム
桐子モダンショールームでは、家具はもちろん、素敵な雑貨もたくさん。ごゆっくりご覧になって頂けますので、是非お楽しみください。
参加費
・おとな(中学生以上)1,000円(お抹茶、お菓子付き)・小学生500円(お抹茶、お菓子付き)
*ご希望の方にはお点前も体験いただけます。ご指導させていただきますので、お気軽にお楽しみください。
*小学生以上のお子様も体験できます。この機会にぜひ、親子で日本文化を体験してみてください。
完全予約制ではありませんが、ご連絡いただいた方優先となりますので、よろしければ、先にご予約いただけると嬉しいです。よろしくお願いいたいます。
今後も、季節ごとにこちらの桐子モダンショールーム様の店内をお借りして、皆様に癒しの空間をご提供させていただきます。お気軽に遊びにいらしてくださいね。お待ちしております。
なでしこ和美人越後 前山豊子