その夢はあなたの「たましい」にそった夢ですか？
「こんな風になりたい」誰もが憧れや、夢を抱いたことがあるのではないでしょうか。
そんな「夢」を実現させるには、その夢がまず、自分のたましいにそった夢であることが一番大事。ポジティブな夢なら何でもいいかというと、そうではありません。自分の器にあった夢でなければ、それは夢ではなく「妄想」になってしまいます。
時々、自分の器と違うものを夢見て、走っている人もみかけます。
自分のたましいの質に合わない夢を追いかける場合は、「逃避」していることも多く、現実を受け入れていない場合が多いのです。本当は別の道があるのに、見て見ぬふりをして別の道を進もうとしている。それではますます迷子になります。
夢を叶えたいのなら先ずは現実を受け入れる
あなたは、どれくらい自分自身を理解していますか？
いいところも、悪いところも、素直になって自分自身を受け入れていますか？誰かと比べてばかりいませんか？人間の目は外を向いているので、他人のことはよくわかるものです。ですが、自分の事になると、なかなか見えてこないものなのでしょう。あえて自分から見ようとしなければ、わからないものなのかもしれません。
ですが、本来、あなたのたましいは正直ですから、本当の自分を必ずわかっているのです。それをもう一人の自分が誤魔化し、見ないふりをする。やらなければならないことはたくさんあるのに、何かにつけ言い訳をして楽な方へと流れていく。でも、夢は大きい…。どんどん本質とは離れていくわけです。
まずは、自分自身としっかり向き合いましょう。
自分が本当にやりたいことは何なのか？それは本当に心からあなたが望むものなのか？静かな時間の中で、ゆっくりと考えてみてほしいのです。
たましいの目的にあった夢はやがて実現していく
本当の自分がわかると、たましいが求めていること、自分が本当にやりたいことがわかってきます。そうなれば、後はポジティブにその夢を実現していけばいいのです。臆病にならずに前向きに努力を重ね、一歩一歩進んだらいいのです。そうして地に足をつけて積み重ねていけば、必ず夢は叶います。たましいの目的にそった夢であれば、夢の実現は困難ではないのです。
ただ、本来の夢とは少し形が違うこともあるでしょう。
「本当はプロになって活躍したかった」
そんな時は、原点に返ってみてください。もちろんその道のプロとして有名になり栄光を手にできたら、素晴らしいです。ですが、選手時代はあまり目立つことなく終わってしまったけれど、コーチとして人を育てる能力を発揮し、素晴らしいチームを創りあげた。これもあなたのたましいの目的にあった「夢」のはず。
本質を見失わないこと。それが夢を叶えるには大切なことなのです。
「できることは出来る」「出来ないことはできない」
もっと違うことがやりたい！とむくむく湧いてきたときは、とにかくやってみてください。経験することはとてもいいことです。趣味や勉強、気になったのならトライしてみてください。もちろん無理は禁物ですが。
自分自身の経験を積むためと、割り切れば、どんな挑戦もあなたの経験として宝物になります。
自分のできる範囲の中で、責任主体で、自分を磨いて豊かにするためなら、何をしてもかまいません。ただ、本来の自分の人生の大筋の生き方を変えてまでのめり込んでしまっては、おそらく何らかのストップが入るでしょう。あなたをいつも見ているたましいのガイドたちによって…。あなたを見守るたましいの親は、どんな人にも必ずいて、この世での生き方をサポートしています。今起きていることはどんなことを伝えようとしてくれているんだろう？そんな視点をもって物事を考えてみてください。きっとそこにヒントが隠れていますから。
きっとあなたも、経験がありませんか？
あの時、「こっちを選らばなくてよかった」とか、「たまたまこの店に入ったから出会えた」とか。不思議な出来事は必ず経験があるはずです。そのメッセージをあなたが素直に聞き入れるかどうかも、夢を実現していく上では大事な要素になるわけです。
他人は騙せても、自分の心に嘘はつけないものです。いつか必ず苦しくなり壊れてしまいます。あなたを一番理解しているのは他でもない「あなた」自身。素直なあなたでいてください。
「できることは出来る」「出来ないことはできない」
この言葉に尽きると思います。やらせていただけるものならばやったらいいのです。できることに感謝して頑張りましょう。逆に、どんなにやりたくても、タイミングや自分にそぐわない縁のないものはできないのです。それを無理やり押し通しても、何もいいことはありません。互いに傷ついたり余計なトラブルを呼ぶだけです。
真実はとてもシンプル。
毎日に感謝して小さな幸せを感じられる自分でありたいですね。そうすればきっと夢の方からあなたに近づいてくれることでしょう。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい。
