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嫌いな人を好きになる必要はありません

人には確かに「相性」はあると思います。気の合う人、気をつかってしまう人、さまざまあると思います。けれど、考えてみてください。みんなが人格者でいい人だったら、全員とうまくいくはずです。

そして、思い出してください。どんな出会いも偶然はありません。出会う理由があるから出会うのです。「嫌な人と同僚になってしまったな」と思うとき、表面には出ていませんが、あなたの中にある自分でも気づいていない「嫌な部分」が、相手の中に映し出されているのです。

生涯を共にする人ですか?

そんな時は、なぜ?嫌なのか、どうして嫌いなのか、自分と向き合い分析してみるのです。これがわからないと、人とうまくやっていくことはできません。もちろん、嫌いな人を100%好きになることは難しいでしょうし、そこまでは必要ないと思います。同僚との関係は仕事上だけのこと。生涯を共にするわけではありません。一緒に仕事をしているだけの間の辛抱と思って、協調するように努めることも仕事人、大人の感性として必要なことです。

私個人のことですが、小学生の頃、あまり仲良しはいませんでした。いじめというほどではありませんが、時に子どもは残酷で早く大人になりたいと思っていた小学生でした。そんなとき、今思うと心にずっと思っていたことがありました。「今のこの関係が一生続くわけではない」と言い聞かせながら暗黒の?小学時代をやり過ごしたのでした笑。

50を過ぎ、今生涯の友が沢山できました。あの頃の自分の思いは正しかったと小学生の自分にクスっと笑えます。けれどあの時の経験も感情も私には必要なことだったことも、今なら理解できます。意味のない出会いはないのです。

大切なのは「気を配る」こと

お互いの個性を認めたうえで、ルールやマナーを守ることも必要です。相手の立場を考えて、相手が傷ついたり嫌がることをしない、言わない。そういう礼儀を知らない人は、人間関係もうまくいくはずがないのです。

何より大切なのは「気配り」。気を遣う必要はありませんが、気を利かす「気配り」は大事です。気配りとはエネルギーを配ること。「あなたのことをちゃんと考えていますよ」と相手にわかるように行動で知らせることなのです。

相手が困っていたなら、自分にできることはないかと声をかけて、自分にわかることなら教えてあげる。そういう気配りをしていると、あなたが困ったときは必ず手伝ってもらえるでしょう。同僚とうまくいかないと感じている人は、そうした気配りができているか、プラスのコミュニケーションがとれているかを振り返ってみてください。

ライバルは大事です。頑張るエネルギーになります。切磋琢磨、互いを高め合える人を大切に。勝敗にこだわるのではなく、互いに認め合える本物のライバルになれるよう気を配ってみてください。その努力は必ず良い結果を生むことでしょう。

ほんの少し「気を配る」ことで、人との関係は簡単に変わります。変わらないとあきらめずに「心を配る」ことを練習していきましょう。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)