謙虚に生きる
誰もが未熟者だからこそ生まれてきた
人の言葉に一喜一憂することは、誰にでもあると思います。褒められれば有頂天になるし、批判されれば傷つきます。ですが、有頂天も傷つくことも、どちらも「傲慢」なのです。「傲慢」は厄介で、これを克服するために、私たちは生まれたと言っていいほど、最大の学びのテーマです。
完璧な人などこの世にはおりません。未熟者だからこそ、この現世で喜怒哀楽、悲喜こもごもの経験を積み、学びを深めなければならないのです。
褒められたら有頂天になるのではなく、ありがたく受け止め、感謝し励みにする。また、叱られて凹む、傷つく人もいますが、厳しい言い方をすれば、自分が大した者ではないと自覚し謙虚な人は、凹みません。自分はもっとできる凄い人間と思っているから腹がたつのです。叱られたら誰だって、いい気分にはなれません。ですが、そんな自分もあるんだな・・と、客観的に受け入れ、傲慢だった自分を受け入れ「まだまだ努力が足りないな」とまた歩き出せばいいのです。失敗するから成長があるのだから・・・。
小さき者は強き者
究極をいえば、すべての人が「先生」だと思い学ぶ姿勢でいたら、どんな言葉も受け入れられるでしょう。たとえ自分を馬鹿にする人からも、学ぶことができるのです。その人の生き方や環境が人を創ることまでも、学びとれるようになるとすれば、その出会いはあなたにとって必要な出会いだったということになります。これが『謙虚』な姿。
折れることなく、すべてを吸収する。謙虚な人というのは、実は最も強いのです。優しさは強さ。本物の強さを身につけましょう。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)