「運命」は変えられる。「宿命」は変えられない。
人の寿命は「宿命」です。どんなにもがいても焦っても、どんなお金持ちでも、そこを変えることはできません。その時が来れば誰もが、天に還ります。
ですから、災害や病気、事故も必要以上に恐れることはないのです。
もちろん、必要な対策や備えを、日頃からしていくことは大切です。けれど、できる備えをしているのならば、あとは天にゆだねましょう。
それ以上の心配は、「執着」となり、判断を鈍らせ心の目も曇ります。やるだけやったら、後は天に任せる勇気をもちましょう。
誰もがみな平等
寿命は「宿命」であり、変えられない。とお話いたしました。この寿命は、ひとり一人この世に生まれた時に、自分で大まかなことは決めてきています。たいていの人は、その寿命を自分の欲や執着でせっかくの寿命も縮めていますが、みんな自分で寿命を決めて、今ここにいるのです。
ということは…
たとえどのような災害や事故が起きたとしても、それによって死ぬという宿命を持っていない人は、死なないのです。九死に一生を得るとは、「まだその時ではなかった」ということなのです。
私たちには、必要以上な幸せも、必要以上の不幸も訪れません。今のあなたに必要なことが起きているだけなのだから…。
「運命」は変えていける
あなたがこの世に、どんな目的で生まれてきたのか?で人生の終え方も変わってきます。その人生から何を学ぶのかによって、ひとり一人違ってくるのです。
変えられない「宿命」を不安に思い、いたずらに明日を思い煩うのではなく、変えることのできる「運命」をどうやって切り拓くのか。そのことだけを真剣に考え、そして「行動」しましょう。
信念をもって、一歩を踏み出す。
間違ってもいい、戻ったっていい。とにかく顔を上げて前を向きましょう。
あなたが動くから「運命」は動き出す。人生は経験と感動。それに尽きます。
人生は有限。当たり前はありません。大切な時間、有意義なものにしたいですね。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい。