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光が強ければ影も濃くなる【正負の法則】

人のパワーは一定です。どんなに幸せそうに見えても、いいことだけの人生を送る人はいません。世の中にはお金に困らない人生を送る人もいるのに…と思う人もいらっしゃるかもしれませんが、経済的に恵まれた人にも苦悩はあります。お金はあっても「愛」には恵まれなかったり、親族による骨肉の争いなど、お金では解決することができない苦しみが、この世にはあるのです。

光が強ければその分、影が濃くなるのは神の摂理です。(これを美輪明宏さんは「正負の法則」と呼んでおられます)

「正負の法則」を多くの人は、「いいことがあれば、悪いことが起こる」ととらえてしまいがちですが、ポイントは「負」を先に取ろうと意識すること。そうすれば後に「正」(幸せ)が訪れるのです。

自分の器、等身大の自分を知る

分相応という言葉があるように、自分自身の器以上のものは必ずその分、歪みがくるもの。

普通の暮らしの人が、お手伝いさんを10人も雇ったら、もてあまし報酬も支払えません。自分の収入に見合わない家を購入し支払いに困るのも同じ。パワーバランスが保たれていないと、問題が生まれやすくなるのです。自らの器を見つめ、自分自身を正しく知ることがとても大切なのです。

人を羨むなら

人を羨ましがるのも同じです。その人を羨ましいと思うなら、その人が味わってきた苦難、努力も羨ましがりましょう。今見えている幸せや栄光は、その人が一から積み上げた、努力と涙の結果です。人知れず不安と闘い、希望を捨てず、努力し続けた結果の上に成り立っていることを理解しましょう。「負」を先に存分に味わったからこその「正」なのです。

この世は学びです。ただ幸せに生きるために生まれてきたわけではなく、この世で味わうすべてのことから学び成長することが、最大の目的。一人一人に課題テーマがあり、そこに挑んでいるのです。自分のやるべきこと、直すべきことはなんでしょう。人を羨ましがったところで、その人の人生を生きることはできません。あなたはあなたを生きるのです。

あなたにしかできない、あなただけの人生を幸せに感じましょう。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)