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郷土料理はパワーフード

おせち料理は母の味

今年も残り3日となりました。お花を生けたり、お餅の準備をしたり、おせちの準備などで忙しくなってきましたね。あなたの故郷の郷土料理には何がありますか?何があるか知っているでしょうか?

新潟の年越しの代表料理は何といっても「のっぺ」ですね!のっぺ汁と紹介されたりしますが、私たちは「のっぺ」(笑)それと、新巻鮭。塩漬けにした鮭を「一口でも食べないと、年取れないよ」なんて言われるくらい、なくてはならない年越しの風物詩。お正月の雑煮も、新潟は根菜をたくさん使った具沢山の椀とあんこ餅。お醤油味ベースの具沢山の椀をおかずにあんこ餅は塩梅がいい感じで、食べ過ぎます(笑)のっぺも、家によってそれぞれ微妙に違います。のっぺは里芋を使いますが、切り方も中に入る他の具材も微妙に違います。雑煮もそう!お嫁に来て全然作り方が違って、驚いたものです。私が作るようになってからは、少しずつ実家の母の味に戻してしまいました。(笑)だって絶対おいしいから(*^^*)今では私の作る母の味に私のオリジナルの味付けが加わり、我が家の野菜たちとのコラボで、子どもたちも大好きなお正月限定の郷土料理になりました。彼らが私くらいになったとき、懐かしく食べるようになるといいです。

込めた料理は大切な人を守る

郷土料理には手間ひまかけたものが多いのは、新しい年を迎えるために、この時だけは特別に願いを込めてつくるから。一年に一度だけの特別な日。家族みんながよい年を迎えられるように祈りを込めた料理。おせち料理はそんな宝石箱ですね。

新たな年を希望の年に

近年ではお正月もお店は休むことなく開いていて、年末も新年も、日常となんら変わらない味気ないものになってしまいました。お正月にはみんなが休み、お店が閉まっていたお正月を知っているものとしては、どこか寂しい思いがありました。幼い頃は雪ももっと降っていて、しんしんと降り積もる中の除夜の鐘の音は、子ども心にも心改まり、また新しい一年の始まりに心がワクワクしたものでした。今年はコロナでお家で過ごすお正月となった方も多いでしょう。年末、年越し寒波もまるで出るな!といわれているよう・・・。偶然はなく必然。外にばかり目を向けて華やかさに心踊らされてきた時代はもう終わり。温かい食事が食べれることの有難さや、暖かい部屋で安心した場所で眠れること、大切な人と過ごせることに感謝して生きましょう。当たり前はありません。心を大切にした時代へ、生まれ変わりの一年となりますように。特別なお正月です。丁寧に準備してまいりましょう。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)