「本当の私」を知る。三つ目は子どもの頃、嫌だったことはありませんか?そしてそれを今でも引きずっていないでしょうか?

本当の私を知って人生を変えるーほめ言葉ー

本当の私を知って人生を変えるー何度も繰り返してしまうー

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「三つ子のたましい百まで」

「三つ子のたましい百まで」ということわざがありますが、子どもの頃の出来事が、大人になってからも尾を引いてしまうことは実際よくあります。「あのときの出来事が嫌だった」とはっきりとその時の言葉まで自覚していることもあれば、本人にはその記憶はないけれども、潜在意識に深く刻まれているケースもあるでしょう。

子どもの頃に親から厳しく注意されたり、しつけられてきた人は、その時の嫌な思い出が残っています。ですから、仕事で上司から叱られたり、厳しく注意されると心がざわつきます。「うるさいなぁ」とイライラしたり、無意識に表情が曇るなど、何かしらの反応が出てしまうのです。

子どもの頃の出来事であっても、決して見過ごせません。是非、記憶をたどり「嫌だった」と感じることがなかったか、思い出してみてください。

”逆読み”で見つめてみる

思い出そうとしても何も浮かばない場合は、”逆読み”で、今経験している「嫌なこと」や「苦手なこと」を見つめるという方法をとってみましょう。実はそれが、子どもの時に経験した出来事からはじまっていることがあるからです。見つめていくうちに糸口がみつかったりするものなのです。

地に足をつけて対処する~トラウマを癒す~

理不尽に傷つけられたり、辛い思いを味わったことを思いだしたら、そのトラウマを癒し、消し去るアプローチが必要です。親からの暴力など根深い問題は、専門家のカウンセリングを受けるなど、複雑に絡み合った糸をほどくように、時間をかけて向き合う必要があります。ここは現世ですから、地に足をつけた対処が欠かせません。長い時間をかけて心が閉ざされたのなら、同じくらいの時間をかける思いで、立ち向かう心が必要なのです。祈りではなく、病気として専門家のアドバイスに耳を傾けることも大事になってきます。そのうえで、落ち着く環境づくりを意識したり、体を休め自分で自分を癒し、赦す心を持ちましょう。

トラウマの原因から見えてくるもの

ちょっとしたトゲが心に刺さったような痛みなら、そのトラウマが何が原因で起きたのか?に、目を向け、自分自身で分析してみてください。

「兄弟げんかしたとき、親が自分の言い分をまったく聞いてくれなかったことが嫌だったんだ」とかいろんな感情が湧きでてくるかもしれません。それらから目をそらさず振り返ってみると、時間が経ってわかってくることもあります。自分が大人になり、あの時の厳しさは自分のためだったんだ、とか、親が自分を大切にしていなかったわけではないと理解出来たり、視点の変化に気づくでしょう。また、あの時自分も悪かったんだな、と反省することもあるかもしれません。過去の自分や周りの気持ちに寄り添い、今改めて理解することで、その時の自分を受け入れることができます。過去の自分さえ変える力になるのです。

あなた自身に原因があって引きずっている苦い思い出は、その思い出を「教訓」に変えましょう。

同じことを繰り返さないためにも、どこがいけなかったのかをきちんと分析し、書き出してみましょう。失敗や苦い経験は、必ず未来に活かせます。幼い頃のアルバムを眺めながら、あなたの人生を見直してみてください。今だからこそ気づくことがあるはずです。感情が揺れ動いた写真には、トラウマのヒントが隠れています。ひとつひとつ心を整理してみるとよいでしょう。

今日も素晴らしい一日を。

いってらっしゃい(^^)