因縁から学ぶ
「因縁」というと、どんなイメージを持つでしょう。あまり良いイメージはしないかもしれません。前世からの巡り合わせのご縁であったり、物事が生じる力になったり、またそれを断ち切り助けるための縁でもあると思います。確かに「因縁」というものはあると思います。そして大事なことは因縁という言葉に怯えるのではなく、そこから何を学ぶべきなのかを考えていきましょう。
家は例えるなら「学校」です
学校に、普通科や商業化、工業科などがあるように、家にも履修科目があります。
人は、同じようなたましいの癖を持つ家に生まれてきます。家系的に、こういう人が多いなどと分析してみると面白いかもしれません。そして、自分がこの家を選んだ意味を考えるのです。
たとえば、家系で離婚が多いとします。離婚は悪いことではありません。この家系で「離婚」を経験する人が多ければ、「離婚」という選択がしやすいだけです。家系で誰も「離婚」していない家系では、大事になることでしょう。ですから、「離婚」までは至らないということでしかありません。
「この家系ではみんな離婚してしまう」なんて因縁を悪霊のようにいわれて、お祓いなんて言われても、あなたがそうならないように先ずは努力することが、一番大切なのです。お祓いだけに頼るのは人任せの人生になります。強い心で跳ね除けなければ、どんな供養も効き目はありません。
人生に偶然はない
人生に偶然はありません。すべては必然です。その因縁にも必ずあなたに必要な学びが隠れています。大切な人の死、大きな事故、災害も、あなたに必要なカリキュラムの一つであり、人生の花を咲かせる種です。あなただけの人生の花を咲かせることは、その因縁を断ち切ることにもつながります。この家に生まれ、この家族と出会った意味を理解し、因縁を昇華させましょう。
すべての出会いに意味がある。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)