不運期の捉え方
最近、ツキがないな…と思う時期は誰にでもあります。ちょっとした言葉を誤解されたり、期待はずれの結果しか出せなかったり、物事が悪い方へ悪い方へといってしまうような時期は不運期ともいえるでしょう。この不運期は、「もう一度自分の内面を見つめ直しなさい」というメッセージ。
不運期は宿命的に決まっているものではありません。むしろ、自分自身で招きよせている「運命」なのです。
宿命はスポンジ、運命はデコレーション
宿命と運命は違います。よく混同する方がいますが、まったく別物なのです。
宿命とは、ケーキでいえばスポンジの部分。人それぞれ持って生まれたものなので変えられません。けれど、運命はデコレーションの部分ですから、自分でいくらでも変えられるのです。いちごだけをかざるのか、フルーツいっぱいのケーキにするのか、チョコレートをかけるなどあなたの自由なのです。
あなたの課題を見つめ乗り越えましょう
ツキのない時期とは、デコレーションでカバーできない「スポンジ」の欠点。足りない部分が表れている時期ととらえましょう。
生まれつき短気な人は、すぐに他人に対して怒りをあらわにします。自分でそれに気づき注意しているうちはいいのですが、ふと気が緩んだとき、誰かと大ゲンカをしたりしてしまいます。生き方べたな部分が前面にでてしまうのです。
体にもサインがあらわれます。生まれつき弱いところが痛みを訴えはじめるのです。胃腸が弱い人は理由もなく痛んだり、のどが弱い人は咳が続くなど、体にも症状があらわれたりします。
そんな時は、なぜ物事が悪い方へと進むのか、きちんと分析することが必要です。
短気な人なら、怒りをセーブすることを、弱気な人なら、きっぱりと自己主張をすることなど、もう一度学び直す時期がきているということです。自分自身が持って生まれた宿命をしっかりと見つめ、受け入れ、それを乗り越えようとしてください。すると、自然と物事への対処の仕方が変わってきて、流れもいい方へと変わっていくのです。
カルマの法則を知ろう
自分の生まれ持った宿命を、乗り越えようと思っても、すぐには変わらないこともあるでしょう。ツキがない時はじっと耐えて待つことが必要な時期。転職したり、恋人と別れたくなったり、迷いが出るかもしれません。ですが、この時期は大きく動かないほうがいいのです。それよりも自分の内面にある、未熟な部分をじっと見つめてください。
できれば自分を高めるために何かを始めるとよいでしょう。趣味や資格取得などの勉強や、健康を見直すこともいいでしょう。
そしてなにより「いい種まき」をしてください。
人に親切にしたり、笑顔で挨拶をしたり、いつもより少し丁寧にコピーをとるなど、ちょっとしたことでいいのです。誰かのために愛をもって行動してみてください。「カルマの法則」は、あなたが愛を持って人に接したら、必ずあなたにも愛が返る法則。
「愚痴をこぼす」「人を恨む」などの「悪い種まき」をやめましょう。ネガティブな感情に支配されては、ますますツキは離れていきます。
努力は嘘をつきません
すぐには改善できなくても、続けることで必ず未来は変わっていきます。あなた自身も変わっていけるのです。不運な時期がなければ、自分を振り返ることも出来ません。不運期があるから私たちは成長できるのです。確実に成長出来た時、次の幸運期が訪れるでしょう。
今は暗闇の中かもしれませんが、やがてその闇も終わります。夜明け前の闇が一番深いように、不運期は幸運期の前ぶれです。恐れず、脅えず、静かに自分を見つめましょう。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)