植物に宿る自然界のエナジーとは
お花、植物は普段は気にならないものなのかもしれませんが、毎日の忙しい生活の中で、お花たちの役割は実はとても大きいもの。人間が人間らしく生きるために必要なものと言えるのではないでしょうか。
お墓参りにも、必ずお花をお供えしますね。誕生日やお祝いなどにも花束を贈ります。そして花束をいただいて嬉しくない人は少ないと思います。多くの方はその美しさや香り、華やかなオーラに癒され笑顔になります。お花や植物には、私たち人間のたましいを癒すエナジーがあるのです。
ではお花たちのどんなエナジーが、たましいを癒してくれるのでしょう。
ただひたすらに使命をまっとうする純粋なエナジー
植物には、人間のような邪心はありません。純粋に「自分の使命をまっとうする」ことにすべてをかけています。人間のように人の意見にふらふらしません。時には何かを利用してでも「種」を残すべく花を咲かせます。太陽、雨、風を体で受けながら、懸命に生きる純粋なエナジー。自分を生きている強さや誇りのようなものが、より美しく輝かせます。
人の進化の過程は、最初に鉱物、植物、動物、人と進化してきたと言われています。こうして現代の人間、人霊へと進化してきたのです。私たちにも植物だった時代を経て、今があります。だからどこかでお花たちの気持ちがわかるのではないでしょうか。癒されたり、枯れてしまったら罪悪感をおぼえたり、植物からまたいろんなことを学ばせてもらっていますね。
私はすぐに花を枯らしてしまうから…。そんな人も多いのではないでしょうか。私もそうでした。そんな時はどうすればいいのでしょうか。具体的に見ていきましょう。
お花がすぐに枯れてしまう時は
お花や観葉植物などが、すぐに枯れてしまう。そんな時はその家の人が疲れている場合が多いのです。植物にはもともと癒しのエネルギーがあり、そこの「気」を代わりに吸い取って浄化してくれる作用があります。ですから、とても疲れた人がいたり、お部屋の「気」が澱んでいたりすると枯れやすくなるものなのです。
そんな時は身代わりになってくれた植物に、感謝の気持ちをおくり、気持ちにゆとりが持てず、優しく思いやることができなかった生活を見直してみましょう。
そしてまた新しく元気な花や植物を飾りましょう。
花のある生活は、心が豊かになるものです。整理整頓された部屋に一輪の花があるだけで、気分がぐっと変わるはずです。
植物から愛を学ぼう
お花は、どんな時も精いっぱい咲きます。そして、たとえ途中で枯れてもまた土にかえり、次に芽を出す後のものの栄養に変わります。そうやって子孫を繋いできたのでしょう。
人も同じだと思います。私たちも自分の人生をまっとうし、次へバトンを渡します。今受け取ったバトンを握りしめ懸命に生きなければなりません。少しでも良い世界を次の世代に繋げるために。
これから、いろんな心の差別と向き合う時代となるのかもしれません。そして自然界から再び学ぶ時となっているようです。モノ言わぬ彼らはいつも正しき道を見せてくれます。自然界はいつもお手本。そしてただひたすらに純粋です。駆け引きも欲もない。欲があるとするならば、しっかり花を咲かせ次につなげる欲だけ…。
今、生き方を見直す岐路に立っているのだと私は思います。優しいあなたでいてください。
たまには季節の花たちをゆっくり愛でるといいですね。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)