眠れない夜を過ごしていませんか?
こんなふうに思ったことがありませんか?
「どうして夜になると考えごとをしてしまうんだろう」「夜布団に入ると、不安や心配事ばかりが浮かんでくる。不思議だ」
たしかに不思議です。夜は闇の力が働くのか、なかなかポジティブな思考になりにくいものです。仕事の問題でも、人間関係でも、恋愛も、不安を感じたり思い悩んだりするのは、決まって夜一人になったとき。
考えた結果、答えは出たでしょうか?ああでもない、こうでもない、と思いをめぐらすうちに、心配や悩みはどんどん深まっていく。不安が不安を呼び、悩みが悩みを増幅させ、悶々として眠れなくなったり、さらには絶望的な気分になる。誰もがそんな眠れない夜を経験したことがあると思います。
朝の感じ方を大切に
環境は、私たちの思いや行動に、少なからず影響を及ぼします。夜の闇のなかにたった一人でいる。その環境が心理に働きかけて、考えを悲観的な方向に向けるのでしょう。
不思議なのは、眠れない夜が明けて朝になると、絶望的に思えたことが、たいがい「なんとかなるか」「なんであんなに悩んでたんだろう」なんて思えたりするもの。実は、その朝の感じ方が心配事や悩みの正確なレベル。大事なことほど朝に考えるべきなのです。
人は眠っている時に、たましいのふるさと「霊界」へ里帰りし、必要なメッセージやエネルギーを充電してくるのです。ですから眠りはとても大切。人は食べなくても多少は耐えられますが、眠れないと人間は壊れてしまいます。朝ひらめきが多いのは、エネルギーをチャージしてアドバイスを頂いてきたから。朝、ふと思ったことはあなたへのメッセージ、すぐに紙に書き留めるなど夢日記をつけることもおすすめです。
不安は自分の心がつくりだしている
不安は実体がありません。あなたの心がつくりだしたものです。不安を生みださないためには、自分を信じるほかありません。そして、不安を感じる人ほど「感謝」がない人です。
今日も、安心して眠れる場所があることは、当たり前ではありません。今日も無事にこうして布団に入れたことに感謝していますか?不安な思いに押しつぶされそうになったら、今日あった小さな小さな幸せを思いだしてください。
朝目が覚めたこと、目が見えたこと、耳が聞こえること、ご飯が食べれること、家族がいてくれること、同じ電車やバスに乗れたこと…数えだしたらきりがないほど、あなたは守られているのです。当たり前のことなど一つもありません。毎日は奇跡の連続。感謝できることだらけのはずです。
「今日も一日ありがとうございました」と、丹田に手を置き、静かに呼吸しながら、一日頑張った自分を労わってください。究極は、明日目が覚めなくても後悔しない自分でいられること。それくらい「今」を真剣に生きてください。あなたならきっと乗り越えられます。
悩みはとりあえず朝まで待つ!努力さえしていたならそれでいいのです。明けない夜はありません。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)