ガーディアン・スピリット(守護)の法則
ガーディアン・エンジェル、ガーディアン・スピリットとは、守護霊と呼ばれる存在で「たましいの親」とも言われています。それはすべての人に必ず存在します。常に私たちをあたたかく見守り、成長を祈り導き、間違いがあれば正してくれる存在だからです。ある意味では、肉親以上に厳しく、また愛情にあふれた親だといえるでしょう。
ガーディアン・スピリットはどの人にも複数存在し、生まれる前も、現在も、死を迎えた後も見守ってくれていて、ガーディアン・スピリットの法則こそ、私たちが目指す「愛」の法則といえるでしょう。
守護霊は魔法使いではありません
私は運が悪いから、守護霊なんかいない、いても何もしてくれない…などと思っている人がいたなら、それは大間違いです。守護霊たちは魔法使いではないのです。「たましいの親」と先ほど申しました。親なら何でも言うとおりに買い与えたり、何でもしてあげたならその子のためになるのでしょうか?決していい親とはいえません。
よいことをしたらほめ、悪いことをしたら叱って、子どもの自立を見守るのが親の役目です。あなたを見守る守護霊も、そういう存在なのです。
うまくいかない時、なぜ?そうなったのかを気づいて欲しくてあなたに寄り添っています。あなたが、その原因を理解し、たましいからの気づきを得るまで、わざとさせている時があるのです。上手くいかない時、無理やり強引に進むのではなく、その引っ掛かりが何なのかを、しっかりと分析してみるのです。必ずうまくいかない要因が「あなたにも」あるのです。強引に進めても間違いは必ず正されますから(因果の法則にて)気づくまで根気強く私たちに寄り添ってくださっています。
自分も悪かったと思うとき、守護霊はあなたを抱きしめるでしょう。
たましいの親は、見守る人間の霊的成長と、たましいの幸せを一番に考えているのです。ですから、あなたにとって必要ならあえて転ばしたりすることさえあるのです。ですが、絶体絶命のときは違います。きっと、その不思議な感覚を感じた方も多いはず。もうダメだ!逃げも隠れも出来ず絶体絶命の時には、必ずあなたを全力で守り、導きます。
あのとき、あの人に出会えなかったら今の自分はない。あのとき、あの車が故障しなかったら…。たまたま…。なんてことありませんか?不思議な偶然。正確には偶然を装った導きを。
その「偶然」も、たくさんの力に守られている
ガーディアン・スピリットは大きく二つに分けられます。一つは、学校でいうなら担任の先生。中心的な存在です。ある意味もう一人の自分でもあります。これを「主護霊」と呼びます。男性には男性の、女性には女性のスピリットがサポートすることが多く、およそ400年以上前にこの世に生きていた人がほとんどとのこと。
もう一つは、ガイド・スピリット(指導霊)と呼ばれる存在で、あなたの才能や適職をサポートしている存在です。ガイド・スピリットは人数も国籍もまちまちで、例えば画家には画家のスピリットがついているように、関りのあるものが多いのも特徴です。そしてこのガイド・スピリットによって私たちは多くの才能を与えられているのです。
このほかにもコントロール・スピリット(支配霊)、ヘルパー・スピリット(補助霊)と呼ばれる存在がいます。コントロール・スピリットは、いわばあなたの運命のコーディネーター。10年先まで見ることができます。ですから、先々の計画を立てるとき、10年先の未来を視野に入れながら動けというのは、このスピリットの力をお借りして、自分の進むべく道を常に意識することの重要性を教えてくれています。変更があってもいいのです。その時々で修正しながらなりたい自分を目指すのです。
ヘルパー・スピリットは、あなたの身内や近い先祖、仲の良かった人や尊敬する人など身近な存在が多く、これまでのスピリットたちのような力は兼ね備えてはおりません。ただ、あなたに夢の中に出てきたりして、影響力があるのです。
こんなにたくさんのサポートを、私たちは常に受けています。受け取るのか、跳ね除けるのかは、あなた次第です。ときには厳しい愛のムチをあなたはどう受け取りますか?運命を味方にできる人と、できない人の分かれ目は、そうしたものを含め、人や起きる出来事に感謝できるかどうかにかかっています。「偶然」はなくすべては「必然」。あなたの思い、言葉、行動すべてが温かい愛に包まれていることを忘れずに…。人生に無駄はありません。感謝することばかりですね。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)