呼吸法の大切さ
私たちのからだは、肉体だけではできていません。肉体のうえに、幽体(感情を司るもの)、霊体(理性を司るもの)といった肉眼では見えないスピリチュアルなエネルギー体が重なり合っています。
体調を崩しているときは、肉体と幽体にずれが生じています。そのズレが大きくなると病気になることも…。そうならないためにも、「呼吸」を意識することはとても大切なのです。
腹式呼吸で深い呼吸を
呼吸は、肉体と幽体をしっかり結ぶためにもっとも大切なもの。浅い口呼吸ではなく、体内に酸素を深くとり込む腹式呼吸を常に意識していれば、いい体調を保つことができます。
今はマスク生活で、いつの間にか口呼吸で呼吸も浅く、息苦しさを感じます。酸素も深くとり込めず、頭痛や体調不良になりやすいです。できるだけ、安心な環境では、腹式呼吸でゆっくり呼吸することを意識してみるといいですね。
丹田を意識する
人間のからだでとても大切な場所のひとつ、「丹田」。
丹田は、男性はおへその約5センチ下、女性はちょうどおへそのあたりにあるツボのこと。私たちのからだには、肉体と幽体を結ぶ接点があちらこちらにあり、中でも重要なポイントがこの「丹田」で、からだにエネルギーを蓄える一番の要ともいわれています。
実際にやってみよう
まず、肩幅ぐらいに足を開いて立ちます。次に「丹田」に意識を集中させます。丹田に意識を集中させたら、できるだけゆっくり「鼻から」息を吸います。これ以上吸えないところまで吸ったら、今度は「口から」クモが糸を吐くように、ゆっくり細く息を吐きます。体内の汚れたエネルギーが全部出ていくようなイメージで、すべてを吐き切りましょう。「丹田」を意識することを忘れないで。あなたの「気」を送り込むように…。
これ以上吐けない!と思ったら、一旦リラックス。これを三回繰り返しましょう。
できれば、朝一番の外気にふれるところで行うとよいでしょう。きっと体調がだいぶ楽になるのではないでしょうか。朝の空気にはエネルギーが溢れています。澄んだ空気で心身を整えていきましょう。春は新しいものがスタートしたり、環境の変化で心と体が乱れやすい季節でもあります。
そんな時ほど、丁寧にこの呼吸法を意識してやってみてください。「吐く」方を意識することがポイントです。吐ききることができれば、自然と人間は息を吸うのです。「吐く」ことの重要性を意識して、心と体のモヤモヤを吐き出して新鮮な空気をとり込み、毎日を元気にお過ごしください。
今日も素晴らしい一日を。
いってらっしゃい(^^)